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Gunung Berembunに登る。(ベレンバン山) [散歩・登山]

6月7日(日曜日)
昨晩は9時半ごろ追加の毛布を受け取り、10時ごろには眠ろうとする。しかしなかなか眠れない。長時間の歩きのせいか、あるいは夕方に飲んでしまった紅茶のせいか。細切れには眠れたと思うが、熟睡できたのは明け方か。それでもペナンよりは良く眠れると思う。
起床は7時。目覚ましですぐに起きる。ミロを飲みながらポーチでPCをする。一昨日のブログ作成で昼間くらいまで掛かる。
昨日の夜に見つけたコーヒーショップで遅い朝食兼昼食。セットメニューを頼む。
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トースト2枚に…
 
 

 
 
 
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目玉焼き、ビーンズ、ちょっとした野菜。
 
 
 
 
 
 
 
これにコーヒーでRM5.0だった。
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さて、期待したコーヒーだが…
 
 
 
 
 
 
 
残念ながらこちらで良く飲むコーヒーと同じ。つまりあまり美味しくない。Malaysia Coffee(マレーシア・コーヒー)を豆から挽いている、とのことであるが、恐らく豆がいまいちなのであろうか。それとも個人の好みか。自分としてはStarbucks(スターバックス)やMcDonald(マクドナルド)系のコーヒー(多分アメリカンコーヒー?)の味が好みだ。せめてアメリカのモーテルやホテルで出されるただコーヒー程度の味であって欲しいのだが。Starbucksのコーヒーを飲みたくなるが、それにしてもあの値段、RM8近くはあんまりだ。街中で美味しいコーヒーを飲めないのであの値段でも飲んでいるのかもしれない。 04 breakfast Uncle Chow Kapitiam.jpg
 
 
 
 
 
 
 
 
 
地図を見ながら朝食を取ったがトレッキングに行きたくなった。MARDI(Malaysian Agricultural Research and Development Institute マレーシア農業研究開発機構)の裏側からPath #7というトレイルが出ていて、それがGunung Berembun(1812M グナン・ベレンバンと読むのか。Gunungは山という意味のようである)まで伸びている。近いし、軽く歩くのには良いかもしれないと思った。
MARDIの裏側らしきところに、丘の上のモスリム寺院の方を通って行ってみるが、やはりトレイルを示し標識などは置いていない。MARDIの中のおじさんに聞いて、大体の方角に向けて歩いていってみると、新築の建物の入り口脇からトレイルが始まっていた。
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MARDIのものと思われる茶畑を登り始めると、今度はイチゴ栽培の棚が現れた。
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その間を通って行くと、藪の中に続く道が現れ、それがトレイルの入り口らしい。暫く藪漕ぎの歩きが続く。
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藪漕ぎ。
 
 
 
 
 
 
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暫く行くと藪も無くなり、道も広くなり気持ち良く歩ける。
 
 
 
 
 
 
しかし、これも束の間、今度は段々と登りが急になり始める。インド系らしい家族3人に出会い写真を撮ってあげるが、そこからのきつく長い登りでは恐らく途中で引き返したであろう。登りの一部は両手を使わないと登れないほどだ。
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木のアーチのトンネルもあった。
 
 
 
 
 
 

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頂上と思わしき場所に出たのが午後2時15分。1時間程度の登りだったが正直結構きつかった。麺100%のポロシャツを着てきたが汗で濡れて気持ち悪い。
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頂上らしきところからの景色。ゴルフ場が見える。
 
 
 
 
 
 
 
 
ここでもサインは良く分からず、またイタズラ書きだらけである。頂上から下りの道が良く分からない。
 
 
 
 
 
ゴルフ場の方向にまっすぐ進む細い道か、あるいは後方の広い道か、サインが無いので全く分からないが、勘を頼りに広い道を取り、それが正解だったようだ。
暫くはなだらかな下りが続くが、そのうち急な下りとなった。膝への衝撃が少々きつい。進んでいくとサインが現れた。
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購入した“あまり当てにならないような地図” によると、ここはPath #3に代わっているはずだが、標識はJungle Walk No.6になっている。地図でのPath #6は西側のトレイルである。多分このサインが正しいと思うのだが、いやはや、という感じである。
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頂上から30分ほど下ると、今度は大きめの東屋がジャングルの中に現れた。サインがいろいろと出ているが、どれが信用出来るのか、正直不安だ。また、地図には出ていない、恐らく現地名と思われる地名も出てきて混乱する。
 
 
 
 
BrinchangのSam Poh Temple(サン・ポー寺)に“地図によれば”出れるようなので、その方角の道にまずは進む。
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東屋から15分ほど歩くと、別の分岐点に到達する。この道で正解だったようだが、どうもSam Poh Templeへの道は封鎖されているようだ。
仕方なくサインに出ているParit Fallsの方角に進む。
 
 
 
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暫く歩くと今度はこのサインが出てくるが、Parit Falls(パリット滝)の名称が消えてTanah Rata(タナ・ラタ)となっている。 そのままTanah Rataに進む。
 
 
 
 
 
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急に視界が開ける。Parit Fallsの方角の景色が見える。
 
 
 
 
 
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前回Parit FallsのPath #4を歩いた時に見えたWatch Towerが見えてきた。
 
 
 
 
 
 
 
Watch Tower(見晴らし塔)は「Temporarily Closed(暫定閉鎖)」のサインがPath #4に出ていたが、やはり下側の階段が外されて登れないようにしてあった。ここから下ればPath #4の川に突き当たる。そこを左に曲がれば、Parit Falls、そしてトレイルPath #4の出口へと続く。
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Parit Falls。ゴミが一杯浮いている。眺めは綺麗だがゴミで興醒めしてしまう。何故これほどゴミが多いのか、そして放置されているのか。雨が多いせいだけとも思われないが。
 
 
 
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今回の出口となったPath #4の入り口。
 
 
 
 
 
 
この時点で午後4時少し過ぎ。大体2時間半程度のトレッキング、と言うよりは軽い登山の終了である。結構疲れたというのが正直な感想。また今回も、写真を撮ってあげたインド人家族、Parit FallsからWatch Towerに登ってきた白人カップルとしか出会わなかった。あまり人が多いのも何だが、長時間誰とも会わずジャングルを一人歩きするのも寂しく怖いものである。
その後、昨晩見つけた何故か値段が安いインド系雑貨屋 Mini Store Camellia (ミニストア・カメリア)でコーラを買って飲む。
ここでの缶コーラの値段はRM1.3. 宿で買うとRM2.0. 因みにペナンのSD GuesthouseではRM1.5だった。Tiger Beer(タイガービール)の小缶もRM4.5と安い。他の店で買うとRM5は超えていると思う。
宿に戻り、シャワー・洗濯をして夕方の食事に出る。最初インド系の料理、カレーチャーハンのようなものとも思ったが見つからず、結局また中華に。今日は昨晩の中華の隣のMay Flower Restaurant(メイフラワー・レストラン)というところで食べた。
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黒胡椒味ビーフ炒めとライス。 
 
 
 
 
 
 
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名前は忘れたがホウレンソウのような野菜とチキンと魚系の味がする揚げ物のスープ。
 
 
 
 
 
二点とも美味しかった。二つでRM10であった。
この宿のか、あるいは野良か分からないが、子猫がいる。懐かれたのでビデオを撮ってみた:
 
またポーチに座っていたら花の蜜を吸う鳥を見つけた。ハミングバードなのか分からないが、ビデオに撮ってみた:
 

Ronbinson FallsとBOHガーデン(ロビンソン滝とボー・ガーデン) [観光]

6月6日(土曜日)
昨晩の眠りは細切れ。しかし眠れる事は眠れる。ペナンで眠れなかったのはやはり暑さか。明け方には本当にぐっすりと眠れた。起床は目覚ましで7時。洗濯して電源のあるポーチでPCをする。日中は他の泊り客が占有しているが明け方は空いている。お湯も見つけたのでミロを飲む。
午前10時少し前に宿を出る。途中、雑貨屋さんで食料としてスナックを買う。中国系と思うがその店のおばさんが日本語を少し話した。日本の商品も置いてあるので、現地滞在の日本人の人たちがお得意にしている店なのかもしれない。
今日はバスに乗って北のBOH(ボー)およびBrinchang山(ブリンチャン)に行ってみるつもりである。まずはバスターミナルに行った。
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こちらの建物がバスターミナル。
 
 
 
 
 
 
 
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乗ろうと思ったバスが故障している。暫し待つがどうも直る気配はない。
 
 
 
 
 
 
急遽予定を変更して、Robinson Falls(ロビンソン滝)と南のBOHに行ってみる事にした。
Robinson Fallsの入り口はこのバスターミナルから少し歩いたところにある。
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MARDIという施設で何かと思ったら、Malaysian Agricultural Research & Development Institute(マレーシア農業研究開発機構)の略であった。
こちらのこのような名称にはマレー語と英語がごっちゃになっているのでひどく分かりづらい。マレー語はさっぱり分からないので出来れば英語に統一して欲しいのだが。
 
 
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MARDIを過ぎて少し行くと分岐路になっている。滝は右の道だが、標識は出ていない。
 
 
 
 
 
 
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ここのトレイルは#9というものらしい。ここに来て漸く、それも相当にくたびれた標識が出てきた。
 
 
 
 
 
 
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トレイルの入り口にはブラックベリーが栽培してあった。
 
 
 
 
 
 
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最初小さい滝が見え、それがRobinson Fallsと思ったが、少し歩くとこの大きな滝が出てきた。標識がないので定かでないが、これがRobinson Fallsだと思う。
 
 
 
 
 
 
 
 
動画も撮って見た:  
 
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暫く歩くと道は結構荒れてくる。
 
 
 
 
 
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分岐路になっていて、地図の通りと思って進んでみると…
 
 
 
 
 
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一見廃屋かと思ったが良く見ると洗濯物も干してある。道はこの家に続いているようだ。しばし躊躇するがまずは行ってみる事にする。
 
 
 
 
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すると犬が数匹吼えながらやってきた。まずい、噛まれる、と思ったがそのうち数匹はじゃれてくるのみであった。良かった。
 
 
 
 
 
 
そうすると現地人らしい老婆が現れた。英語はどうも通じそうにない。「This way?」(こっち?)と指差しながら言うと、どうもそうらしい。しかし、その先に続く道を歩いていくとまた元の道に戻ったようである。 結局はこの家への進入路だったのであろう。地図もちゃんとしていないし、看板・標識も出ていないし、大変だ。
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道もあまり整備されている気配はなく、ブッシュを藪漕ぎして歩く始末。
 
 
 
 
 
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漸く視界が開けると畑が広がっていた。
 
 
 
 
 
 
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そのまま歩いていると畑の中の道となる。
 
 
 
 
 
 
 
ここでもまた犬が吼えながらやってくる。またかぁー、と思うとこの犬もじゃれてくる。T-shirtsとズボンに泥を付けられてしまう。
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その犬の子供たちと思われる仔犬ら。きゃんきゃん、きゃんきゃん、それはそれは吼える吼える。
 
 
 
 
 
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農家の軒先を失礼して道に出るとこの看板。ここからは舗装路でBOHに向かう。
 
 
 
 
 
 
滝の入り口が10時50分くらい。ここに到着したのが11時50分なので、寄り道はしたが大体1時間位のトレッキングだった。さて、楽しかったか?と自分なりに振り返ると、仮に自分が熱帯生物なりをフィールドで研究しているのであれば、少しは楽しいかも、といった感じである。
ここCameron Highlands(カメロン・ハイランド)はインターネットなどで見るとこのトレッキング(Jungle Walkとも呼ばれているらしい)が一つの観光の目玉らしいが、ここと、それと前のParit Fallsのトレイルを歩いた感じでは自治体なりがあまりこのトレッキング路の整備に力を入れているようには見えない。安全にも関わるのでせめて標識程度はそれなりにして欲しいものである。またこのトレイルでも他の歩いている人は殆ど見かけなかった。薄暗いジャングルの道を歩いていると、男一人でも少し心細くなるものである。
ところで、このトレイルを抜けたところで、インド人の男性がその子供と一緒に話しかけてきた。親しげに「Where are you from?」(どっから来た?)などと聞いてくる。「Are you going to BOH?」(ボーに行くのかい?)と聞かれたので「Yes」(はい)と答えると、「I'm waiting here for the people like you. There is a long distance and very steep road to BOH.....」(自分はあなたのような人をここで待っているんだ。ボーまではとっても遠くて、急な道があった...) 結局、このトレイルの出口で待ち伏せして客を拾い、BOHまでの車賃を稼ぐ商売であった。値段は聞かなかったが聞いてみれば良かったと後で後悔する。
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BOHに向かって両側に畑を見ながら進むと立派な家が。手前の荷台はどのような経緯で日本からここに辿りついたのだろうか。
 
 
 
 
 
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先ほどの立派な家と比べると極端に見劣りする掘立小屋。この農場で働く小作人の人が住んでいるのだろうか。
 
 
 
 
 
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いろんな種類の作物を栽培している畑が続く。
 
 
 
 
 
 
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暫く歩くと、山一面に茶畑が広がる風景が現れてきた。
 
 
 
 
 
 
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この門は一体なんなのか?門の向こうには特に何もない。BOHの集客力を見込んで何かを作ろうとして、そのまま終わったとか… 
 
 
 
 
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BOH Estateへの入り口。
 
 
 
 
 
 
 
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BOHの敷地内は道路が極端に狭くなる。警笛鳴らせの標識があるが、地元の人は警笛を鳴らすのが楽しいのか、必要がなくてもプープー鳴らしていた。
 
 
 
 
 
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近くで見る紅茶の葉。
 
 
 
 
 
 
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山全体が紅茶畑になっている。
 
 
 
 
 
 
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こちらのロッジは恐らくBOHで働いている人たちの住居と思う。
 
 
 
 
 
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働いている人たちは殆どがインド系の人であるように見える。
東インド会社の流れで、このBOH(イギリス人が創設)とも繋がっているのだろうか。
 
 
 
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道はTea Shopの先にも延々と続いている。このような施設もあるらしいが、流石にそこまでは止めておいた。
 
 
 
 
 
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山の谷間もすべて茶畑である。
 
 
 
 
 
 
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こちらがTea Shop
 
 
 
 
 
 
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見晴台が上にある。
 
 
 
 
 
 
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見晴台から見たBOH工場の全景。
 
 
 
 
 
 
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Tea Shop(茶店)のドリンクメニュー。
Ice Tea(アイスティー)を飲んだが美味しかった。RM3.0.
 
 
 
 
 
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Tea Shop内は地元観光客でかなり混雑だった。
 
 
 
 
 
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当然各種の紅茶も販売している。
値段を見るとペナンのGAMAよりも若干高かった。
こちらLychee with Rose(ライチとローズ):
Tea Shop - RM 8.9
GAMA(ガマ) - RM 8.3
 
 
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Ice Tea
Tea Shop - RM 9.3
GAMA - RM 8.9
 
 
 
 
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これはGAMAで売っていなかった。
Clove and Cardamon (クローブとカーダモン)
RM14.5
 
 
 
 
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BOH人形
RM 24.9
 
 
 
 
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Tea Tree。(茶の木)
 
 
 
 
 
 
 
ざざっと見て帰路に着く。大体40分位の滞在か。帰路は一度見た風景なので畑を眺めながらの単調な下りとなる。途中、農家の放し飼いの犬数匹に激しく吠え立てられる。今度はじゃれつくという感じではない。犬が不得意な人や、襲い掛かってきた時に蹴飛ばしてやるくらいの気持ちがない人は一人で歩くのは遠慮した方が良いかもしれぬ。大体、こんなところを歩く人は滅多にいないであろうが。
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道路際の見事な段々畑。
 
 
 
 
 
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午後3時近くにこのHabuという場所の幹線と合流した。
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ここでバスを待つ。地元の人が立っていて、聞くと間違いなくバス停だという。しかし標識の類は一切ない。Tanah Rata(タナ・ラタ)までの運賃はRM1かRM1.8とのこと。しかし40分程度待ってもバスは全く来ない。タクシーが通りかかり一人RM3.0でTanah Rataまで乗せていってくれると言う。結局、この地元の人に一緒に乗ることに。
帰りの道路沿いにCameron Bharat Tea Plantation(カメロン・ブハラット・ティー・プランテーション)という別の茶畑を眺めることが出来た。BOHに比べると規模は小さめに見えるが似たような景色である。幹線沿いなので見学にはこちらが便利だろう。
ホテルに戻ってシャワー・洗濯をし、夕食を取りに行く。商店街を歩くがどこも似たようなものであまり食欲が湧かない。 少し離れた商店街の裏側に中華料理屋があることを思い出し、そこに行ってみることにする。
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Restoran Ferm Nyonya(レストラン・ファーム・ニョニャ)という店。
 
 
 
 
 
 
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Yung Chang Fried Rice。 (ヤンチャン揚州 チャーハン)
 
 
 
 
 
 
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野菜炒め。(ミニレタス?)
 
 
 
 
 
 
 
この二皿と中国茶でRM11.5だった。美味しかった。
10時頃に眠ろうとするが、足が疲れたのかなかなか眠れない。しかし知らないうちに眠っていたようだ。やはり涼しいところでは横になっていれば眠れるようだ。
さて、6月7日(日曜日)の今朝は曇り空だ。朝方には雨も降っていた。北のBOHとBrinchang山に行きたいが、今日は止めておこう。

頭痛明けの休養。 [滞在中の問題]

6月5日(金曜日)の朝、隣室のドイツ人女性のうるささで何度か目を覚ますが、ようやく起床したのはお昼近くの11時半頃。
充電のためにフロントに置きっぱなしにしていたPCでネットに接続しようとするが出来ない。諦めて食事を取りに行くこととする。頭痛は大分収まったがまだ本調子ではない。今日は遠出はしないことに決めた。
それにしてもあのひどい頭痛は何だったのか。気温が急激に下がったための風邪の一種か、Cameron Highlandsは高度が1,500m程度らしいが、一気に高い高度のところに来て急な運動をしたためか。再発しないで欲しいものだ。
朝食兼昼食は、昨日のMarry Brownの上のT-cafeというところで取った。
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マンゴラッシーという飲み物と、久しぶりのコーヒー。
 
 
 
 
 
 
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Chicken Curry Pot Nyonya Style with Rice and Salad というもの。
いまいちか。
それでもRM12.9だった。
マンゴラッシーは美味しかった。
 
 
 
その後、近くの公園を軽く散歩するが、もしFather's Lodgeが空いていればと思い、足を伸ばしてみる。それにしても丘の上で雰囲気が良い。残念ながら状況は変わらず。6月14日まで満室とのこと。
ホテルに戻りゆっくりした後、今度は夕食を取りにまた外出。目立っていたインド料理店二軒のうちの一つでタンドーリチキンのセットメニューを食べた。
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タンドーリ釜。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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自分のナンが焼かれている。
 
 
 
 
 
 
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これでRM7.0
カリーはさほど美味しくはなかったがタンドーリチキン、ナン、とボリュームがあった。
 
 
 
 
 
ペナンに比べて、ここCameron Highlandsにいると汗をかかない。 この日はシャワーを浴びないで寝ることにした。
フロントのお兄さんに余分な毛布を頼み、持ってきてくると言ったが来る気配がない。そんなものだろう。
知らぬうちに眠るが、今晩も隣室のドイツ人女性組がうるさい。

月光荘を捜し求めて。 [観光]

到着日の4日、部屋に荷物を置いて落ち着いた後、まずは街をぶらぶらしてみた。
Cameron Highlandsの地図を入手しようとしてロッジのフロントに聞いてみたが、無いとのこと。街を歩いてみるとツーリストセンターなる名称の場所があったのでそこでも聞いてみると「切らしている」とのこと。少し先にもう一つツーリストセンターなるところがあったが、そこも切らしているとのこと。後でこれらのツーリストセンターなるところはツアー販売の出店と分かるが、いずれここCameron Highlandsでは地図を無償で手に入れることは中々難しいようだ。結局、雑貨屋さんのようなお店でRM3.5で買うこととなる。
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Tanah RataとBrinchang近辺。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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Tanah Rata近辺。
(後で気がつくがかなり好い加減そうな地図である)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
メインと思われる商店街にはやたらとレストランが多い気がする。ただ、どこも似たり寄ったりのメニューを出しているのが不思議だ。値段も大体似たり寄ったり。タンドーリチキンを出しているインド料理屋二軒が目立つ。歩いている住民を見るとマレー系の人が多いように見える。

小腹が空いていたのでまずは何か食べる事にする。何となくMarry Brownというマックに非常に良く似た(恐らく)マレー系のファーストフード店に入る。フライドチキンのコンボを頼む。しかしジュースはペプシやオレンジを切らしていて7upのみとのこと。仕方なく頼むがこれが気が抜けていてやけに甘い。フレンチフライもマックに到底及ばない味であった。ただし、フライドチキンは美味しかった。久しぶりにハイカロリー系の食事を取った気がする。RM9.5。
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Marry Brownの食事

 
 
 
 
 
 
 
食事をしながら買ったばかりの地図をざっと見てみる。腹ごなしも兼ねて、近くの公園から行けるトレイルの一つに挑戦してみることにした。Path #4というトレイルで、Cameron Highlandsの真ん中にあるゴルフ場にTanah Rataの街から繋がっている。途中にParit Fallsという滝があるらしい。分かりづらい入り口を探し当ててトレイルに入ってみる。
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tanah rata trail parit fall 01.jpg 分かりづらいが入り口。
 
 
 
 
 
 
 
 
15分程度であろうか滝が現れた。下から写真を取り忘れたので上から。
 
 
 
 
 
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滝を過ぎてまた少し歩くとゴルフコースの下に出る。こちらは何かの施設のフェンスに貼ってあった看板。分かりやすい表示だ。
 
 
 
 
 
ここまで来ると松本清張「熱い絹」のシーンを探訪したくなる。
熱い絹〈上〉 (講談社文庫)

熱い絹〈上〉 (講談社文庫)

  • 作者: 松本 清張
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1988/07
  • メディア: 文庫
まずはSmokehouse Innが現れた。
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確か「熱い絹」の要所に出てきた宿である。残念ながら中にはゲストしか入れないようであった。さらに地図を見るとMoonlight Cottageが近くにある。ここまで来れば、小説のメインの舞台となったこの月光荘を逃すことは出来ないであろう。地図を頼りに歩き続ける。
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ゴルフ場を道路際から望む。
 
 
 
 
 
 
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地図によると幹線からこの道を左に曲がった先にMoonlight Cottageがあるはずだったが…
 
 
 
 
 
間道に入り地図に示されるMoonlight Cottageへの入り口を探すが、不思議なことに見つからない。結局かなり坂の上の方に行き着いてしまう。
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これはO.M.F. Bungalowという私有バンガローらしい。これが月光荘ではないと思う。地図では確かに別個の建物となっている。
 
 
 
 
 
 
結局、Moonlight Cottageに辿りつくことは出来なかった。一体どこにあるのか。取り壊されたのか。謎である。ロッジのフロントに聞いても恐らく分からないと思う。
さて、坂道を登りながら思ったことは、当地が本当に冷涼な場所であるということ。日が差す下はまだ南国の感じだが、一旦日陰に入ると本当にひんやりとする。ペナン島から来た身としてはこれが同じマレーシアとは信じがたい。地形も当然のこと山々が多く、山裾や山間には多種多様な作物を栽培されている。作物は野菜が多いように見える。
また行き交う車には4WD系の車が多い。そしてペナンであれだけ見かけたバイクはあまり見かけない。4WDが多いのは斜面や荒れた場所での耕作、山道が多いので察しがつくが、バイクが少ないのは不思議だ。
帰り道は車道を歩いて帰った。往復で10Km位か。ちょっとの散策のつもりが少し歩き過ぎた感じである。ホテルに戻ったのが夕方5時過ぎ。ベッドに横になったら少し眠ってしまったようだ。
このまま朝まで眠ってしまえと思い、シャワーをさっと浴び、久しぶりの長袖・長ズボンの寝間着に着替えて、毛布にくるまって眠りに入る。しかし暫くすると寒くて仕方がない。日本を出発した時に来ていたジャンパーを着込んで寝る。
寝る前から少し頭が痛いと感じていたが、その頭痛がどんどん激しさを増してくる。目の奥にかなりの痛みを感じる。これは少し異常だと思い、急ぎ持って来ていたバファリンを服用した。このまま直らなかったらと不安を感じるが、徐々に痛みも引いたようで知らぬ間にまた眠りについていた。それにしても隣のドイツ人系女性二人組みがうるさい。

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