SSブログ

Cameron Highlandsに到着。 [移動]

Cameron Highlandsへの移動はミニバンを使った。最初はバスを使おうと思っていたのだが、Komtarの下に集まっているバス会社の一つに聞いてみると、バスの場合はSungai Nibong出発しかないという。Sungai NibongはBayan Lepasの方で大分とここGeorgetownからは離れている。代わりはミニバンがあると言い、値段もあまり変わらないらしい。RM35. 一番早い出発時間は6AM. ホテルにもピックアップしに来てくれるらしい。結局これにした。バス会社の女性が電話しているのを聞くと何とBanana New Guesthouseのミニバンであった。
出発の前夜、また眠れない。10時程度に寝て2時間位は眠れたと思うが、一旦目が覚めるともう眠る事が出来ない。諦めて荷物の最後のパッケージをして部屋を出て、玄関奥のホールでインターネットをすることにした。数日前から部屋の方で使える無線LANが故障して使えなくなってしまっている。そのため、インターネットが使いたい時にはこうして玄関奥ホールにPCを持ってこねばならないが、この不便とも今日でお別れである。
ミニバンは定刻の午前6時を少し過ぎたくらいに現れた。このホテルからは自分の他にドイツ系と思われるご夫婦が一緒だった。車内にはすでにもう一人の白人の若者が乗っている。ホテルを後にするとBanana New Guesthouseに寄った。そこからは英語系白人カップル、ドイツ系白人女性が同乗した。結局これが最後のピックアップとなり、同乗者はドライバーを除くと自分を含めて7名であった。自分を除き全員バックパッカーだ。
まだ暗いGeorgetownをミニバンが快調に走り出す。一番後ろに座ったが路面からの突き上げが結構大きい。そう思いながらも、ペナンブリッジを渡り終えるくらいにはもう眠りについてしまった。
次に目を覚ましたのはCemeron Highlandsを目の前にした小休止の時であった。途中、道路のでこぼこで頭を窓に何回かぶつけたが、覚えているのはそれくらいだ。すっかり熟睡した模様である。目を覚ました時には隣に座っていた英語系白人女性が微笑んでいた。まー良く寝たねぇー、というところであろう。午前9時少し過ぎであった。
外に出ると空気が誠に冷涼である。「Much cooler!!」と言うと白人若者も「Yeah!!」と言う。この青年もPenangの暑さから避難してきた口かもしれない。
ドライバーに聞くと、小休止した場所からCameron Highlandsの目的地であるTanah Rataまでは約30分程度とのことであった。その後はくねくね道が続く。周りはすっかり山間地帯の風景である。山間の土地や斜面を利用した耕作地も多い。車も山間での農業関係なのか四輪駆動が目立って多くなっている。
後で地図を見て分かったが最初に通り過ぎた町はBrinchangという町であるらしい。この辺ではTanah Rataに次ぐ町であるらしい。 Penangが大きな街であるためか、車窓から見えるこれらの町の風景は、どこか途上国の山岳地方の町というイメージを受ける。
Tanah Rataに着くとミニバンはホテルを何軒か回り始める。最初のホテルで同乗した人達が降りていく。荷物を持たないのでどうしたのかと見ると、どうも部屋の交渉をしているらしい。後で分かるがホテルを前もって予約していたのは自分一人であったらしい。この最初のホテルでは誰も部屋を取らなかった。聞くと料金がかなり高いらしい。
二番目のホテルはFather's Lodgeというホテル(ゲストハウス)である。実は自分もここに泊まりたかったが、数日前に電話を掛けた時点ですでに満杯で、当面空き部屋は無しと言われたところである。やはり満杯らしいがたまたまダブルのRM50の部屋が空いたらしく、英語系カップルがここに泊まることとなった。「RM50でも二人だから一人当たりRM25で泊まれるわ」とうれしそうに言っていた。
最後に止まったホテルが自分が予約しているKang Traveller's Lodge (Daniel's Lodge)である。正直、Father's Lodgeに比べるとかなり見劣りがする。ドライバーが「Father's Lodge is much nicer.」と言っていたが、その通りなのであろう。これを書いている時点ではすでに二泊しているが、ロケーション、設備の状態、清掃の状態、等々の点で、Father's Lodgeの内部は見たことがないので何とも言えないが、ペナンで宿泊していたSD Guesthouseに比べるとかなり見劣りする。料金は自分が入っているダブルベッドでRM25である。(今度の週末はホリデー料金でRM35取られるが)SD Guesthouseがあの良いコンディションで、シングルRM16であったのは驚きだ。
lodgd 06.jpg
 
Daniel's Lodgeの外観。通りの奥まったところにある。少し手前に清掃業者の車が数台止まっており、ゴミの嫌な臭いを時々嗅がなければならない。
 
 
 
 
 lodgd 05.jpg
 
 玄関。
 
 
 
 
 
 
 
lodgd 04.jpg
 
オープンなポーチ。しかしソファには一杯穴が開いている。
 
 
 
 
 
 
lodgd 03.jpg
 
 
ポーチを横から見たところ。
 
 
 
 
 
 
lodgd 02.jpg
 
 
私の部屋のある面。
 
 
 
 
 
 
lodgd 01.jpg
 
 
 
ダブルベッドでRM25. しかし電源が無い。
ホテル全体もそうだが、何となくカビ臭いような感じが。
 
 
 
 
 
 
 
 
こちらはFather's Lodge。
tanah rata fl 01.jpg
写真では分からないが丘の上に位置しており、見た目もドライバーが言ったように「Much nicer」である。
 
 
 
 
 
 
tanah rata fl 02.jpg
 
 
ロビーを見ても清潔に保たれているのが分かる。この奥には素敵な庭があって日光浴とかも出来る。
 
 
 
 
 
tanah rata fl.jpg
 
こちらは事務所棟。
 
 
 
 
 
 
 
 
実は滞在二日目の昨日、部屋がもし空いていればと思って訪れるが10日先まで満杯とのこと。残念。
tanah rata car.jpg
 
良く見かける四輪駆動車の一例。
 
 
 
 
 
 
tanah rata car 01.jpg
 
車種は何とLand Roverであった。
 
 
 
 
 
 
 
tanah rata 01.jpg
 
 Tanah Rataの街の風景。
 
 
 
 
 
 
tanah rata 06.jpg
上の写真はこの建物(Convent)が建っている丘の上から撮った。
 
 
 
 
 
 
tanah rata 02.jpg
 
 
 
 
 
 
 
 
tanah rata 03.jpg
 
 
Tanah Rataの繁華街。
 
 
 
 
 
 
tanah rata 04.jpg
 
繁華街の歩道沿いに店が一杯ある。
 
 
 
 
 
 
 
tanah rata 05.jpg
 
何とStarbucksもある。普通のコーヒー(Tall)の値段を聞いてみると税込でRM8近くでGeorgetownのKomtarにある店とほぼ同じだ。
それにしても他の諸物価と比べて高いが、やはり客はバックパッカーが多いようである。
 
 
 
 
チェックイン当日は散歩を兼ねて街を歩き始めるが、結構な長い散歩となり、またその夜には激しい頭痛に悩まされる事になる。その話はまた次回に。
今日は6月6日(土曜日)。午前9時。恐らくこの山間地方の常と思うが雲が多い朝である。でも青い空も見え始めたので雨は降らぬであろう。地元の方らしい泊り客の人達がすでにオープンロビーに出てきている。観光でこれから出かけるのであろう。
体調も今朝はまずまずのようだし頭痛もほぼ無くなったので、自分も今日は本格的な観光を開始したい。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。