八甲田丸ノスタルジー [観光]
青森駅近くの安宿の夜、明日の未明の出発に備え、旧青函連絡船の船着き場までぶらり夜の散歩の後に、青森駅前のこじんまりした繁華街の吉野家で摂った夕食をお腹に感じつつ眠ろうとしている。
30年は昔になろう一人旅で歩き渡っただろう鉄道駅から連絡船への渡り廊下と、夜のとばりの中で潮の動きに刷り音を悲しげにあげる八甲田丸が係留されるを知るか知らぬか、鉄道ファンの聖地もかくあるやという佇まいの青森駅の夜のプラットホームの、札幌行きと行き先表示のある列車に群がる鉄道ファンの様子を見ながらの散歩はノスタルジックと言うべきものか...
おやすみなさい。