SSブログ

散歩と読書 [エンタメ]

12月中旬に秋保と陸前白沢の間にある戸神山に妻と登って以来、山登りらしい山登りはしておらず、その代りに軽いジョギングや散歩を続けている。この那智が丘の団地の西側の里山の中を歩いたり、トレイルランの真似事のように走ったりもしているが、大体は青葉城下の追廻に車を車を止めて市内の散策をしたり、あるいは県の武道館に少しの間だけ車を止めさせてもらって大年寺の階段を登ったりなどの散歩だ。
 
今日もバイトに行く娘をモールに送りがてら武道館に車を止めて大年寺方面に行った。先週の大年寺の階段には一高の野球部の生徒らや、あるいはジョギング愛好者のグループの人達などそれなりの人がいたが、今日はまだ9時頃と早い時間のせいもあるのか階段を登るのは自分一人だけだった。階段は南面にあるので昨日は結構積もったであろう雪や氷もほぼ溶け切り登るのに苦労をすることもなかった。
 
先週もそうだったが、今日も大年寺を登りきってからは野草園脇の東側の一方通行の坂道を向山の方に下り、そして虚空蔵尊の階段を登り返して広瀬川の崖の上に出て、そのまま崖伝いに東隣にある愛宕神社を通って今度は愛宕大橋のたもとに降りて、愛宕大橋の下側から広瀬川の右岸の遊歩道に出て、その川沿いの遊歩道を広瀬橋まで行って、白鳥さん達を見てから武道館に戻ってきた。大年寺と虚空蔵尊の階段の上りは流石に走ることは出来ないが、下りと平地はほぼほぼジョギングをしたので、車に戻ったときに結構な汗をかいていた。
  
ちなみに県武道館は先週も弓道など何かの大会が開催されて駐車場が混んでいたが、今日も弓道と剣道の大会をやっているようでメインの駐車場は満杯で一台の隙もなく、初めて第二駐車場に車を止めさせてもらった。
  
↓本日の広瀬橋の白鳥さん達の様子
S_PIC_20190127_091809.jpg
    
読書は、熊谷達也氏、小川洋子氏、角田光代氏の著作を今も読み続けている。出来れば熊谷達也氏の自然や歴史などを題材にした作品をもっと読みたいのだが、そろそろ読み切りに近い状態になっている。
  
少し角幡唯介に興味が湧き氏の「空白の五マイル チベット、世界最大のツアンポー峡谷に挑む」を面白く読んだものの、その後に借りた「漂流」と「雪男は向こうからやって来た」は共に途中挫折してしまった。後者に至っては残念ながら最初の10Pにも届かなかったような… 
  
小川洋子氏はどことなく不思議な感じのする内容で、個人的な感想だけど文体を含めて村上春樹氏に近い感じもする。だが今日少し読んだ「ホテル・アイリス」は残念ながら途中挫折してしまった。途中挫折を恐れずに読めるのは図書館利用のメリットの一つであるけど。
  
角田光代氏は相変わらず面白いなと思う。こんな表現は失礼かもしれないが、文学的な小川洋子氏に比べると角田氏の作品は何となくコミック的な感じも受けたりする。それだけ読みやすくて面白いと言う意味だけれど。あくまでも個人的な感想。今は「笹の舟で海をわたる」を読んでいるが題材は「ツリーハウス」と似た太平洋戦争により人生に影響を受けた登場人物だ。前者は学童疎開経験、後者は満州とその引き揚げ。先に読了した「エコノミカル・パレス」も面白かったが、これなどは若しかすると氏の経験を元に作られてのかもしれない。言ってみれば今風な、ちょっと際どい経験も持っているんだなと感心もしたり。あとの「空の拳」や「拳の先」に出てくる立花君のベースと思われる若者も登場しているなぁー、などと空想するのも面白い。
  
以上、
 

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:旅行

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

謹賀新年電脳日誌節分で豆撒き ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。