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三連休、中日 [エンタメ]

2018年7月15日の日曜日のお昼過ぎ、在自宅の居間。そろそろ、午後1時には、利府のお友達の家にお泊り方々、塩竈のみなと祭りを見に行くという娘を仙台駅に送りながら、妻と近場の低山ハイクに行く予定だ。
  
Edward P. Jones「地図になかった世界」(原題 The Known World)は久々に出会った素晴らしい作品だった。安易な表現となるが”心に残る”作品だったと思う。同じく自分にとっての心に残る作品であるマルケス「100年の孤独」やリョサ「緑の家」に通づる部分がある名作だった。訳者・小澤英実氏の力量があってこその邦訳なので感謝感謝である。氏のあとがきも非常に良いものだった。
  
背景に奴隷制時代の、それも黒人が黒人の奴隷を持つという歴史上でも事実であるが特異な背景をモチーフとした作品。当出版の謳い文句である「日々の暮らしの喜怒哀楽を静かに語り、胸を打つ…」の通りに、著者であり、同じく黒人であるJones氏のストーリーテリングの素晴らしさなのであろう。いつか、また読み返したいと思います。
  
熊谷達也氏「潮の音、空の青、海の詩」を間に挟み、今は高行健(Gao Xingjian)「霊山」を読み始めた。
  
前書は熊谷氏の著作の中で自分が初めて読む大震災をモチーフとした作品である。3部構成のようになっていて真ん中にSF的に将来の仙河海市(せんがうみ、恐らく気仙沼と思うが)を描く。この2部の部分は早く「霊山」を読みたくてほぼ読み飛ばしてしまったが、現実版と言えるであろう聡太の部分の1部と3部は、震災と言う少しモチーフに失礼ではあるが、面白く読ませて頂きました。そして、今は「霊山」の読み出しであり、引き釣り込まれつつあるが、さてさて。
  
昨日は大崎八幡宮に車を止めて、妻と散策兼ねて四ツ谷用水沿いに歩いて資福寺に行ってきました。暑さが大変でメディアテークに行くために乗った市バスのエアコンがとても気持ち良かったです。メディアテークから八幡までも市バスにしました。
     
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以上、
  

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