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’89年の単身アメリカ旅行 - Maui was my paradise... 生活編の続編 [’89年の単身アメリカ旅行]

ウィンド(Windsurfing)以外の思い出話の続き。
 
 
前回の記事はこちら:
「’89年の単身アメリカ旅行 - Maui was my paradise...  生活編」

その他の思い出話の列挙:

「釣り」
Mauiだからと言って、いつもトレードウィンドでどん吹きという訳ではない。少なくとも滞在した12月から1月に掛けては風が吹かない日もそれなりにあった。そう言えば、しばら~く吹かなくてクリスマスだかイブの日だかに吹き始めて、サンタクロースからのプレゼントだ!!とYanuと喜んだ時もあった。

また、ラジオは結構聞いていた。Wind Forecastである。Ho’okipa Beachで何時位からどれ位の風、Kahuluiでは、Kiheiではと、ある程度の時刻になるとラジオで放送するのだ。これは毎日聞いていた気がする。滞在中にテレビを見た記憶は殆どないのだが。

風の吹かない日は… 何してかのかなぁ~。そんなに良くは覚えていないが、覚えているひとつは釣りに行ったこと。Yanuから道具を借りて数回は行ったと思う。

↓ 釣りをしたポイント
Maui fishing Point .jpg
 
Maui fishing Point_01.jpg
 
今思うと、ライセンスはどうしたのかな?と思う。その後の91年から98年に駐在で住んでいたCaliforniaを含め、北米は釣りにはライセンスが必要と思うが、ここMauiも当然そうだったろう。しかし、どうしたか良く覚えていない。若しかするとYanuのライセンスを竿にぶら下げて、これでま~安心、程度に思っていたのか。いずれ…

特に一杯釣れたという記憶はない。釣れてもカワハギ系か、ダツ系か、そんなところだ。釣った魚は一応持ち帰って、煮物(というかスープ)にして食べた記憶はある。でも、釣りの魚の掛かった時の当たりは結構良かったので楽しかった。一度などは掛かった魚に右に左に逃げられて、言ってみればファイトした末にばらして逃したりとか。

そんなある日、自分を含めて何人かが釣りをしていた時、一人の人に大物が掛かった。

結構ぶっとい竿にごっついリールを付けていたが、そのタックルをもってしても、ものすごい勢いで抵抗する魚とファイトするのである。あれは見ものだった。確かまわりの人はアヒとかポキとか言っていたが、いずれカワハギやダツどころではない大物だ。感覚的にかなり長い時間、10分とかか、ファイトしていたような気がするが、あるところでラインがぶっつりと切れてしまった。釣っていた人は現地人系の人だったが、猛烈に悔しがるというよりは淡々と仕方ないかな、という雰囲気だった。さすがっ!!と自分は強く尊敬したのだった。

「雨天のカッパ着用ジープ運転手」
ある雨の日、多分ウィンド出来ずに帰ろうとしていたのだろう、Kahului Beachからメインの道路を交差してKiheiに帰る時に信号待ちしていると、そのメインの幹線道路を右からボロいジープが走ってきた。それだけだったら気にもしないのだが、あっと思って目を見張ったのは運転手が雨合羽を来てジープを運転していたからだ。

確か車体がくすんだ赤系でカッパが黄色だったと思う。カッパはフードを被って目にしずくが入らないようにしていた。ただただ感心した。さすがハワイ、さすがマウイ!!と得心しきりだった。車は下駄代わり、雨が降ってもカッパ来て運転すりゃー良いだろう、という感じだ。車を移動する家の延長の室内と見立てて、その閉鎖空間を音響やら空調やらで整えるスタイルの対極に位置するものだ。

自分も、これはひとえに立派な車を所有しておらず、また車にもさほど興味はなく、さらには貧乏生活の極みによるものなのだが、車はあくまでも移動手段、雨に濡れないだけましだ、という捉え方だ。このカッパ運転手を無意識に見習っているのか、自分も、例えば厳冬期でも、暖機運転などせずに、毛糸帽子および手袋着用の防寒姿で車を運転し始める。冷却水が暖まり、その熱を暖房に使えるようになれば徐々に防寒着を脱いでいく、というスタイルだ。夏はこれの逆。暑ければ窓を開ければ良い。基本的にエアコンなどは(自分だけが運転している場合は)もってのほか。こんなスタイルが自分は好きなんだな。

「ベイビー竜巻」
この’89年末から’90年新年までの滞在中、Mauiで竜巻を目撃した。

…とは言っても非常に小さい竜巻で、直径は遠目にも数メートル程度か。

↓ 場所はこちら。
Maui tornado Point-WJPB1202-HENDO.jpg
 
恐らく、乾燥した気候、トレードウィンドの風向き、そしてちょうど場所的に山肌から吹き降ろす風、それらがちょうど塩梅良く作用して、このベイビートルネードを作り出したのだろうが、初めて見るものであり、なかなか乙なものだった。

…という思い出。

「Maui Canyon」
’89年から’90年の滞在中の休日(自分はいつも基本は休日だったが、おそらくYanuの休みの日であろう)、YanuにMaui Canyonに連れて行ってもらった。そうは言ってもCanyonへの入り口のみ。

Mauiはひょうたんを横にした型の島だ。そのひょうたんの左側、西側の北部は比較的険しい。ひょうたん右側には当然ハレアカラ山があり、そちらの東部も比較的険しく沿岸を周回出来たかどうか不明だ。(当時は…) でも西側は周回は出来たと思う。いずれ、Maui Canyonは島の西側部分の中心部を東から西側に向けて切れ込んでいる谷間だ。

この訪問時には「ほぉ~、なかなか急峻な谷間で奥深いなぁ~」程度の感慨だったと思うが、Mauiのメインであるオーシャンアクティビティに変化を与えたい場合は、この谷など、山間部をトレッキングするのも楽しいかもしれない。しかし、装備や急激な天気な変化などへの対策は十分に行う必要はあるが。

「週末礼拝への列席」
前述と同様、Yanuの休日に誘われてYanu宅コンド近くの教会に一緒に列席した。信心などとは縁遠い自分であるが、さすがに教会に行くと緊張する。このMauiの教会でもそうだったが、土地柄、建物もかなりオープンでそよ風が入り込み、少しは気が楽だった記憶がある。

どのようないきさつか記憶にないが、新人さんへのプレゼント!!的な感じで白い貝殻で作ったの首飾り(レイ)を貰った。帰国時にも持ち帰ったがもうすでに行方不明だ。

「アゼカリブ (Azeka's Ribs)」
これは’89年から’90年の滞在時の記憶ではないが、情報として。

2002年の4月に、義理の両親、そして自分ら4人家族の6人で大挙して観光に訪れたことは以前の記事でも述べたが、その際の記憶。

この時、2002年の4月の滞在時にはMauiのコンドを短期間レンタルして滞在した。

↓ 場所はこの辺。
condo01.jpg
 
condo02.jpg
 
condo03.jpg
 

この際の思い出は全てが素晴らしいものであり、この’89年から’90年の単身滞在時とは違い、すべての家族と一緒の思い出だ。男女双子の子供達は当時まだ4歳前で今では記憶も当然無いようだが、親や祖父母は堪能したという訳だ。しかし、我々のこの楽しさも、この子供達が同行した事が大きいであろう。

いずれ、この滞在の際に妻が事前にこのアゼカリブ (Azeka's Ribs)というのがとても美味しいらしい、という情報を仕入れており、滞在中のある日、Kiheiの東側の火山溶岩跡地などを観光した帰りにBBQ用に買って帰った訳だ。

滞在していたコンドには波打ち際にBBQスタンドがあり、そこで買ってきたアゼカリブその他を焼いた。

ちょうど日が暮れようとしている時間帯、BBQから立ち上る美味しそうな匂いを満喫しながら、暮れゆく穏やかな海の景色と、この平和で静かな家族と一緒の楽しい時間を過ごせる幸せを、心からありがたいものだと感じたものだ。

さて、焼きあがったアゼカリブのお肉その他はコンドの部屋のビーチ沿いのバルコニーに持ち運んで、ワインやらビールやらジュースやらの飲物や、その他の食べ物と一緒に食べた訳だが、これが絶品だった!!本当に美味しかった!!当然、オケージョンというセッティングがこの美味しさを助長している訳であろうが、このアゼカリブは本当に旨かった。子供達が「お母さんのお手柄でぇーす!!」とかと言っていたのが今でも耳に残っている。(あるいは編集したビデオの1シーンからの記憶が強いのか…)

ネットで調べたら日本語サイトが充実していた:
http://www.azekas.com/japanese/index.html (えっ!!でも2006年で閉鎖???)
こちらからメニューなどは見れますが…

もしかするとお店が違うのかもしれないが、私たちは漬け込んだお肉を買ってきて自分たちで焼いて楽しんだ。
当時のお店というのも、かなり小規模なものだったので、上記のお店は違うのかもしれないが、参考まで。

さーてと、ウィンド系以外の思い出やら、こんなところかな… 

次回からはいよいよウィンドの思い出話。

以上、
2013年3月27日 水曜日 午後7時半
子供達と夕食後に、おやつ(!!)の納豆を食べながら。

追記: YanuとFBで繋がった。FBは旧友、それも遠隔地であれば尚更のこと、状況のやり取りなどが出来るので良い。
 
 

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