SSブログ

二段式廃棄物袋収納棚、なるものを作ってみたっちゃ。 [ものネタ]

ちょっとした日曜大工をした。
 
 
目的は、廃棄物の分別を整理整頓した状態で行うための、廃棄物入れ袋の収納ラックの作成である。以下、その概要など。

背景と目的:
廃棄物は種別毎に分類し、土のう袋などの簡易的な袋、あるいは指定のゴミ袋に収納して廃棄業者に差出しせねばならないが、分類項目が多岐に渡る場合、それらの種別毎の廃棄袋の数量が多くなり、それらをきちんと、分かりやすい状態で設置する必要がある。しかしながら、廃棄する袋は軟質な袋(例:土のう袋、あるいは指定のゴミ袋 – ポリエチレン製など)が多く、廃棄物が発生する現場などにおいて、それらの袋に直接収納を行う場合などは、袋が軟質なため設置場所に折り重なって訳がわからなくなってしまう、あるいは廃棄袋が移動されてしまい、実際に廃棄袋が必要な際に見つけづらいなど、分別して廃棄を行う上での管理運営が正常に実行されないという問題が発生しやすい。また、そのような状態に陥った場合は、ややもすると、分別を十分に行わいないで差出しを行なってしまう、あるいは、差出しを行う際に再分別を行うなどの余計な手間が発生してしまうなどという事態が発生しやすい。

このような問題を解決することを目的に、今回はこれら多岐に渡る種別毎の廃棄袋を分かりやすく明示し、且つ廃棄物を収納しやすくするために、廃棄袋を種別毎に設置できるラックを考案し、製作してみた。なお、ラックが専有する床面積および高さは、作業部屋の面積を著しく減ずるものでないこと、作業部屋の見通しと安全のために極端に高さのあるものでないこととした。

構造:
二層式として、下段には比較的重量のある廃棄物袋を6種類収納できる区切りを設け、上段には比較的軽量だが嵩のある廃棄袋を2種類収納出来る構造とした。
安価且つ容易に製作可能なようにラックの枠材にはホームセンターで容易に購入可能な杉材を用い、枠材の各接続部には、それぞれの廃棄袋の予想される重量を、また移動の際に枠部が変形しないように保つに十分な強度を有するように、金具あるいは木ねじを使用した。
また、収納袋を簡易に脱着するための方法として、事務用品で一般的である目玉クリップを流用した。

完成品の外観写真:
(廃棄物袋を実装した状態)
IMAG3406.jpg
 
IMAG3405.jpg
 
(下段は6マスに分かれている)
IMAG3404.jpg
 
IMAG3401.jpg
 
IMAG3400.jpg
 
(外観を少しは良い状態にと、中間の横木はわざわざ斜めにネジ止めした)
IMAG3399.jpg
 
(角部の金具。縦木は内側のみに金具だが全部完成すると強度的にも十分だ)
IMAG3398.jpg
 
(目玉クリップを廃棄物袋の止め金具に流用した)
IMAG3397.jpg
 
IMAG3396.jpg
 
IMAG3395.jpg
  
 
製作に要した費用明細:
購入品レシート.jpg
(ただし上記費用には構想および設計に要した時間は含まれていない。構想設計にはおおよそ1時間程度を要したことを参考に申し添えておく。)
(また杉材の8本/束は1束でも何とか行ける。なので、この額から898円差引となるので、実質は3,000円弱で製作が可能)

今回の反省点など:
  • 杉枠材を切断する際には手ノコを使用したが、直角の角度を出すための補助具を使用すべきであった。(妻が購入したものがあったが、後で気がついた失策)
  • 雑に構想設計したものであるが、中々塩梅の良い仕上がりぐらいだった。金と時間を持っ掛ければもっと良い物が出来るが、この使用目的には十分以上だ。
  • 加工組立は一人(自分だ)でおおよそ4時間程度。

以上、
2013年3月22日 金曜日 午後7時半
自宅の居間より。(晩ご飯食べて腹くっつい、幸せな気分なり。明日は休みだしね!!)
 
 


nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:インテリア・雑貨

nice! 2

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。