’89年の単身アメリカ旅行 - Maui was my paradise... 続編 [’89年の単身アメリカ旅行]
自分とWindsurfing(以下、ウィンド)の関わりあいを前回の記事で述べた。
それでは、Mauiでの思い出話し。
前回の記事「’89年の単身アメリカ旅行 - Maui was my paradise...」
他の当時の記憶と同様、LAX(エルエーエックス)からマウイの空港(今、あらためて調べたらカフルイ空港 Kafului Airport - OGG となっていた。そうなんだね。)への途中の記憶はほぼ全くと言っていいほど無い。いずれ、行くときはLAXからホノルル空港(Honolulu International Airport)を経由していったはずだ。
今はどうか分からぬが、直近の前回のMaui訪問の2002年の4月に、義理の両親、そして自分ら4人家族の6人で大挙して観光に訪れた際も、このカフルイ空港は’89年の確か12月の初旬か中旬に到着した時と同様にローカル空港然とした感じであった。搭乗した飛行機の窓からハレアカラに続く濃く、そして陽光を照り返す深い緑に覆われた山々が見えたと思うと、まもなく飛行機は着陸。時間帯はお昼前後か。真っ青な空の下の心地良い外に出た途端に、自分は激しく心のなかで「Yes!!, Yes!!」と叫んだのを覚えている。確か、この時の感動をしたためたメモ帳がどこかにあったはずだが、探してはみたもののどこかに消えてしまっている。まぁ～、そのうちに見つかるだろう。
感動と喜びに満たされていた自分は、まずは滞在中にずっと使うつもりでいるレンタカーを借りにレンタカー事務所に赴いた。どこかの安い非メージャー系のレンタカー会社だったと思うが、その中でもさらに安いコンパクトカーを借り出した。
その時、自分は一体どのようにしようとしていたのか、事前に何らかの調べ物をして滞在場所の見当を付けていたのか、全く記憶にない。でも、その足では自分はキヘイ(Kihei)に向けてドライブし始めたのだ。恐らく、Kiheiに行けば、安ホテルやら、安コンドやらを見つけることが出来るであろうと見当は付けていたのだろう。今、こうして記憶に頼りながら記事を書いているが、実はこれが自分の最初の海外での運転経験だったわけだ。国際運転免許証ももちろん取得して持っていったことだろう。緊張もしていたとは思う。
そこから記憶は吹っ飛んで、自分はKiheiの、道路と海の間の、芝生があるちょっとした公園に座って海を眺めている。風もそれなりに、しかし強くはないが、吹いていたはずだ。何故なら、空港から車を運転してきてこの海沿いの道を走っていた自分は、ウィンドをしている人たちを見つけて、喜び勇んで車を止めて、恐らくはニンマリとした顔立ちをしてそのウィンドに興ずる人たちを眺めていただろうから。
↓ Google Mapsは本当に便利だ。むろん制限はあるが、こうやって、この場から、自分がおよそ23年前に佇んでいた場所の光景を眺めることが出来る。
(マウイ Mauiの全体図)
(Kiheiの場所)
(StreetViewでの写真。そう、この場所近辺に座っていたのだ、およそ23年前の自分は！！)
ここで自分はYanu(ヤヌ)と出会った。たまたま自分の隣辺りでやはりウィンドを見ていたと思う。
いろいろとダベっだあと、彼は自分がこれから滞在する場所を探していることを知り、そうであればと、彼のコンドの空いている部屋はどうかとオファーをしてきた。確か、数日前まで住んでいた他の男が出て行ったばかりだという事だった。オファーされた金額も宿に泊まるよりはずっと安かろうと言う金額だったと覚えている。
早速、そこからすぐ近くのYanuのコンドに赴き、自分が寝起きする部屋やら、そこに付随するシャワーやら、共有するリビングやらを見せてもらうと全く悪いところはない。Yanu自身も、見た目はライオン丸的な感じはするが、悪い人間には全く見えず、一番良い点は彼自身もウィンドサーファーであるということだった。ほぼ迷わず、自分はそこに住まわせてもらうことにした。
今、改めて当時使っていたパスポードを見ると、自分のこの’89年の単身北米(およびカナダ)旅行からの日本帰国は翌年1990年の1月18日となっている。帰国前日、ホノルルの街で泊まるのももったいないと飲み屋やらで時間を潰して、さらにはダウンタウンのどこかのロードサイドレストランの駐車場に停めたレンタカーで一晩を過ごすが、それまでの恐らく1ヶ月強をこのYanuのKiheiのコンドの部屋を拠点として、ウィンドやらを楽しむのであった。
そこからのお話はまた次回から。
以上、
2013年3月20日 春分の日 午後9時になるところ。
自宅の居間にて。
Sony Music Unlimitedで、今度はEnyaのMay It Beなど聴きながら。
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