2日連続のライド [自転車]
今日もライドしてきた。
距離: 87.68 km
タイム: 4:54:47
平均スピード: 17.8 km/h
高度上昇値: 1,235 m
カロリー: 1,763 C
平均気温: 17.1 °C
今日は平地を走ってケイデンスを高める努力したかったので、樽水ダムを越えた後はスポーツランド菅生の方に田んぼ道を左折、菅生の坂を越え下ってからは右方向の村田町内に。そこからは村田町を抜けて大河原方面に。大河原では白石川沿いの遊歩道、そう、一目千本桜沿いに走った。桜はまだまだ咲きそうにはないが蕾は大きくなっているような気配。そのまま川沿いに船岡駅裏を通って船岡町内、仙台大学前、船岡自衛隊正門前を経由して角田方面に抜け、今度は阿武隈川を越えて亘理方面に。
震災発生時に努めていた県の出先機関の職場には亘理の荒浜の方がお二人いて、お二人とも被災して家屋敷を流されていた。お一人の女性は一時期ご両親と全く音信が取れず、若しやという状態だったが、それでも県の業務を淡々とこなしており本当に大変だなと思ったものだ。幸いにして何日かしてから避難所にいらっしゃったご両親と再会出来て事無きを得たが、いずれ、名取市閖上地区はもとより、亘理方面、荒浜や山元町なども甚大な被害を受けていたことは重々承知していた。しかし、なかなか亘理の荒浜方面に赴く機会はなく、自転車ライドごときで甚だ失礼ではあるが、これを機会に現地を是非とも見てみたいと思っての亘理経由だった。
また、亘理には20代前半に随分と通ったことがある。多賀城のS社工場に勤務していた折、製品の組立工程を協力工場さんである亘理の某製作所さんにご対応頂いていて、工程管理みたいな仕事で随分とお世話になったのだ。まだ若かったこともあるが、皆さんには本当に良くしてもらい良い思い出ばかりだ。
そんな訳で、ちょっとした感慨みたいなものを胸に秘めながら今日は亘理の警察署から亘理大橋に抜ける通りを走ったわけである。その通り、あるいは亘理大橋の橋上からも被災の様子は遠く伺う知ることは出来なかったが、通りからは数箇所に仮設住宅団地が見え、また工事現場に向かうダンプカーも非常に多く、その雰囲気からも復興まだまだ途上という感じを強く受けた。そのような大変な状況の中をレクリエーションライドで通り抜けるのは少し心苦しいところもあったが、ご勘弁頂きたい。
今日は最初の阿武隈川を超える手前の角田のコンビニと、空港近くのコンビニで休憩を取ったが、空港近くのコンビニでは買い込んだオニギリとグレープフルーツジュースをぶら下げて仙台空港までライドし、国際ターミナル出入り口脇の風避けでおちゃんこして食べ、休ませてもらった。
そこからは海岸沿いの護岸工事現場を右に眺めながら、塩釜亘理街道に入り、閖上に。閖上の名取川沿いの土手道手前までは追い風で非常に快適に走行出来たが、川沿いの土手道に上がった途端に風向きは向かい風に変わり、また結構な強風で、すでに脚も限界に近かったので完全に戦意喪失、ギヤもかなり低くして何とか自宅までたどり着くことが出来た。
今日の帰り、那智が丘の坂を登るときには左膝に若干の違和感を感じたが、昨日100km、今日90kmの走行であり、それも2ヶ月程度ぶりの久しぶりのロングライド、無理も無いと思う。でも去年の4月の乗り始めたばかりの時期は80kmも走るともう膝が痛くて痛くて、さらに脚もこてこてになって大変だったことを考えると、自分ながら大した進歩というか強度が向上したものだと思う。
この二日間存分に走ったので、明日は休養か、あるいはライドしてもほんのちょい乗り程度にしようと思う。そろそろ車のタイヤも夏用に交換だ。
以上、
2013年3月16日 日曜日 午後4時頃
自宅の居間にて、Sony Music UnlimitedでMax Roachを聴きながら。
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