久々の北イタリア Bologna 近辺 続編 レンタカーのこと [旅の雑感]
当日の打合せが順調に、そして早めに終了し、まずは空港へと思いナビ(こちらではGPSと呼ぶ)に従って運転し始めた。北イタリアのことである。
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久々の北イタリア Bologna 近辺
ところで、イタリアの、少なくともBologna近辺の道はわかりにくいと思う。道がかなりくねくねとしていること、アメリカみたいなハイウェイが少ないこと、などなど。夜とは街頭も少なくてGPS無しではすぐに心不足なることだろう。例えば日中でも北に向かっていると思っていると南に向かっている、などという事も起きるかもしれない。
また、そもそもイタリア語で解せないが、地名なども正直かなり覚えづらい。例えば、地図をざっと見て、この町の次はこの町、などと地名を暗記しようとしてもなかなか難しい。少なくとも自分はそうだ。ロータリー(英語で言う Roundabout)が非常に多いが、これを通過する時は(GPSなしの場合は)瞬時に道路標識を読んで判断しなければならず、大都市の名称などを除けばほぼ不可能(自分には…）と言っていい。
そのために、自分のようなものにとってGPS(ナビ)は必須のものとなる。
↓ これは去年の6月に借りたGPS(のバッグだけの写真… 失礼) まぁ～、今回のハーツも似たようなものだった。
欧州でレンタカーとGPSを使う場合、目的地の正確な住所を控えてくることを強くお奨めする。
GPSへの目的地アドレス入力は例えばこんな風だ：まず郵便番号をいれる(Postal Code or Zip Code) そうするとGPSが該当地名のリストを表示するのでそこから選択する、次にストリートを入力するが、普通は最初の何文字か入力すると候補が示されるはずだ、そして最後の番地 House Numberを入力する。もし何度もやっても候補が示されない場合は諦めてどこか近隣をピックしてまずはそこまで行ってしまうことだ。そこであとは誰かに聞けばいい。
おっと、もうひとつ。
初めての場所で、初めてカーレンタルする場合には出来るだけ明るいうちに運転し始められるように日程を調整したほうが良いよ。
GPSをまだ走り出す前に設定終了しても、レンタカービルから外に出てGPSが衛生を捕捉するまで時間がかかるときもあるので、まずはあてずっぽうにでも走り始める勇気がいる。これを暗い時に行うのはちょっと勇気がいるのだ。
また、普通の人よりは若干アメリカや欧州でレンタカー運転経験がある自分が思うが、欧州車の操作系類は若干トリッキーなもの多いような気がする。例えばワイパーのスイッチなど。あれや、これや探して、えっ、こんなところにあるんだ、と思ったことは何回か有る。困るのは雨の日のワイパーなどだ。走りだしてから、それも雨が降ってきて視界の中を焦って操作ボタンを見つけるのあまり気分の良いものではない。
いずれ、全てが暗くなってはプレッシャーが多くなる。せっかくの旅行だから、この辺は注意した方が良いと思うよ。
大分と横道に逸れたが、暫く順調に運転していると後ろにパトカー(polizia)がいるではないか！それも自分を狙っている感じがする！！
数多いロータリーを抜けてバックミラーを見た途端に見つけたので、恐らくぎこちなくロータリーを走っていること、また訪問者の格好をしたアジア人であること、(あと、レンタカーと分かるのかな？)で、目を付けられたと思うのだ。
瞬時にそのように理解した自分は不自然さが出ないように徐々にスピードを落とし始めた。何度も何度も横道に逸れようかなと思ったのだが、ぐっと堪えに堪えて止めておいた。恐らく横道に逸れた途端に止められる感じが強くしたためだ。
そのままGPSが示す最高速度近辺でゆっくりと走り(大体、みんな結構飛ばして走っている)、2～3kmも走っただろうか、とうとう警察も諦めたようで彼らが横道に逸れてくれた。無罪放免となった自分はほっと胸を撫で下ろしたことは当然だ。
(実は国際運転免許証が失効していて、それもあって止められたらかなり面倒な事になると思っていたのだ。WEBなどを見ると国際免許証は多くの国で必要ないとあるが、夢々安心すべきではない。日本語だけの免許証記載のを海外で見せても通用すると思うのは甘いと言わざるを得ない。ローカルの現場の警察官にそんなことは全く関係ない話だ。面倒を避けるためには多少の出費と時間は惜しまない方が宜しいと自分は思います。)
さて、続きの話もあるが、まずはこれで一旦筆を置く。
(大昔のアメリカ話から、現在進行形のヨーロッパ旅行に話は逸れて、さらにブログネタがまだ一杯ある。いやはや。今日は2013年2月20日。時間はお昼。場所は北部ドイツ。これからスイスに車で移動予定。)
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