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「がんばれナラの木・盛岡版」 に感涙した自分 [滞在生活]

数日前の会社の帰り道、いつも聞いているNHKラジオでは「ナラの木」の詩についてインタビューがなされていた。

詳細は分からなかったが、海外のある詩に感動した方がそれを日本語に訳し、震災で沈んでいる人たちが元気をでるようにと公開をした。そうしたところ、地方の言葉でその詩を語るムーブメントが起こり、各地の方言で語られるようになってきた、そういう内容である。

そのインタビューの最後、それではということで、岩手の盛岡の方が方言でその詩を朗読したものが流され、それを聞いた自分は感涙してしまった。

いつかまた聞ければなと思っていたところ、どなたかがその番組を録音していたようでYoutubeにアップなさっていた。それがこちらである:

 

岩手の朴訥とした語りが、この詩に大変に良くマッチしていると思う。

自分が特に好きな部分は、次の部分だ:

”おめぇさんはおらのこの根っこさ なじょしても触(さわ)れねえ
わかるンべ
根っこはおらのいずばん深けぇところにあるからなす”

さわれね、という部分のびっくりするような力強さだ。

震災があったせいか、あるいは年のせいか、最近はかなり涙もろくなっているが、この詩は本当に感動した。

ありがとうございました。詩を作った方、その詩を日本に広めようと思った方、各地の方言で語った方々、そして、この岩手の方。

本当に素晴らしいです。

追記:こちらがこの詩を日本に広められた方のサイトでした:

 http://blog.goo.ne.jp/oaktree1949

皆さん、是非ご一読ください。

 

 

 

 


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