徹夜明け、Komtar Tower RunとAir Itam Damの見学 [観光]
睡眠対策は寝る時間帯をずらして何とかなっていると思っていたら、昨晩の土曜日の晩、またも一睡も出来ない夜となってしまった。じたばたしてもどうしようもないし、体調が特に悪くなっている訳でもないので、様子を見るしかないであろう。
眠れなかったお陰(??)もあるが、Komtar Tower Run 2009(→)を見学する事が出来た。
最初のスタート(Men Open)が午前7時半、それでも6時半頃にスタート地点に行ったらすでに大勢の参加者が集まっていた。ここはKomtarの一番下のメインの入り口。
最初はMen Openのスタートとなる。7時半。これはスタートの2分前くらい。
このMen OpenのスタートとKomtarに入る手前の走りを動画で撮影してみた。
これは先頭集団からかなり遅れた人たちがKomtarへの入り口に上がっていくところ。
これはKomtarの入り口に向かっているところ。
この人たちはレースがすでに終了した先頭集団の人たちで、何とこの時、7時45分程度にはもうKomtarを登りきって(恐らく)エレベーターで降りてきていた。
動画にも撮影されているが、先頭集団の人たちは恐らくアフリカ系の黒人選手であろう。何人いたか定かでないが、全員で上位グループを独占していた。Komtarへの入場の前には周りの道路を周回してくるが、Komtarへ入るその手前の段階ですでに第二集団を大きく引き離していた。他の人達と全くレベルが違うのである。
オリンピックの実況中継や、最近では日本の駅伝の中継でもアフリカ系の選手の走りをしばしば画面越しで見掛けるが、実際に実物を目で見るのは今回が初めてだった。ほっそりとしながらもバネのありそうな体や、スムースな走りのフォームが他の人達と全然違うのである。関心した。
ところで、多人数で、それにあまり有名でもない(と思われる)こんなレースに来ているのは賞金稼ぎが目当てかと思いWEBページで賞金総額を見てみた。すると1位から5位を全部足しても日本円で10万円強程度のものであった。
Komtar Tower Runを見た後、徹夜明けで日中に寝てしまわないようにどうしようかと思案したが、Air Itam (アイア・イタムと呼ぶのだろうか)のダムに歩いて行ってみることにした。
以前Penang Hillに歩いていった道とほぼ同じで、Penang Hillの手前のKek Lok Si(極楽寺)というお寺の方に向かっていき、そのお寺の裏側の道を行くとダムになっている。地図で見るとダウンタウンから大体10km程度の距離のようだ。
これは途中、ダウンタウンの近くで見かけたマーケットの風景。
豚の丸焼き。ちょっとグロテスクだが焼き色が食欲をそそる。
Penang Hillまでの道は特にこれといって面白いものはないが、Kek Lok Siの裏側からは静かで自然も多く楽しい散歩となった。
ただし、大勢見かけたマウンテンバイクの人達でも登るのに苦労する、急な坂が続いている。
Durianの実がなる木が道路の脇に沢山生えていた。
これらの木が個人所有なのか分からないが、1個RM10程度もする実がたわわに残っているところを見ると、何らかの所有権があるのかもしれない。
とても高いところにも実がぶら下がっているが、どうやって取るのだろうか。
これもDurianの一種と思うが、一個一個が新聞紙で綺麗に保護されていた。
形は特大のキュウリのようでトゲも殆ど生えていない。
坂の途中には猿の群れも何回か見かけた。
急な坂を何とか上りきり、ダムには午前10時位に到着した。10kmの距離を2時間少しで歩いたことになる。
これは主要な貯水池の状況を示すメーターのようだ。面白い。
これがダムの周囲の散歩道の入り口。一応柵になっているが、何故か車やバイクが中を走っていたりした。
散策路はこんな感じである。
貯水湖越しにダウンタウンが望める。
ダムの縁からダウンタウンを望む。
帰りはKek Lok Siの近くからバスに乗ってKomtarに戻った。それにしても急坂の下りでは膝ががくがくと笑うしまつで大変だった。Komtarへのバス中では歩き疲れとエアコンの心地良さで簡単に眠りに落ちてしまった。何度も居眠りを繰り返し、Komtarではあやうく降り損ねる始末。
朝から何も食べていなかったので、杜尾で食べたこの食事はいつにもまして美味しかった。
今日は豆腐野菜炒め、ポテト炒め、それと何だろう、瓜みたいな炒め物。てんこ盛りでRM3.8だった。