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文学と親しんだ一日 [エンタメ]

2019年10月14日の月曜日で祝日のお休み、午後6時半過ぎで在自宅。何の祝日?と思いネットで見たら「体育の日(スポーツの日)」となっていた。しかし天気は雨。さらには台風19号により「体育の日」という感じではなく、気になる冠水の状況、特に丸森町はまだまだという状況のようで心穏やかではない。
 
一方、本日はかなり前に往復はがきで応募し参加証が送られてきていた仙台文学館での講演会の日である。
 
+++ 仙台文学館HPよりコピペ ++++
③講演会「どくとるマンボウ家のてんやわんや」
講  師:斎藤由香氏(北杜夫氏長女・エッセイスト)
日  時:10月14日(月・祝)13:00~14:30
会  場:仙台文学館2階講習室
定  員:100名(抽選)
申込締切:9月28日(土)必着
※会期中の特別展観覧券の半券が必要です。
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自分はまずまず読書好きで、北杜夫氏著作は中学校時代に読んだ「どくとるマンボウ航海記」に始まり、狐狸庵先生との数々の面白い本や、あるいは「夜と霧の隅で」「楡家の人びと」「白きたおやかな峰」などの文学作品も多く読んでいる。また斎藤茂吉の短歌もそれなりに好きで上山の斎藤茂吉記念館には家族を連れて遊びにも行っている。
  
また前から仙台文学館には興味を持っていて是非一度行ってみたいと思っており、この催しのチラシを若林図書館で見つけて思い切って応募してみた次第。参加証としての返信はがきを受け取ったのは9月末か10月初旬であったろうか。
 
実は一昨日には当の仙台文学館から自宅への電話で「台風の影響で斉藤由香氏の来仙が叶わないかもしれない。ビデオメッセージになるかもしれないが…」というお電話を頂いていたが、それでも構わぬという思いで本日10月14日に仙台文学館に行ってみた次第。
  
↓入り口近くの駐車場から見た建物。台原森林公園側から小さな沢を跨ぐ形で作られているモダーンな建築
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↓トイレの青い壁に感心してパチリ
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↓内部もモダーンな作り
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↓こんな素敵な閲覧場所も。また奥の書棚には在郷または仙台ゆかりの作家の作品が収納されていて閲覧出来る
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↓その場所から沢が見下ろせる
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↓沢と同レベルの1階ではお茶のイベントらしきものが
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↓その他の写真
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↓こちらは常設展示の中で写真撮影が許されている中新田出身の漫画家いがらしみきお氏のコーナー
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自宅を9時少し前に出て文学館に到着したのが9時半程度か。駐車スペースもまだまだ余裕がある状態。まずは館内を歩き回って建物を見学。
  
10時少し過ぎから斎藤茂吉特別展と常設展をゆっくりじっくりと見学した。今PC保存してある写真を調べたら上山の斎藤茂吉記念館に家族で行ったのは2013年の夏であった。その時は家族も一緒で山形でお蕎麦を食べるのが目的であったのでゆっくりと見学は出来なかったが今日はじっくりと展示を見ることが出来た。
  
また常設展には文学館の初代館長でもあった井上ひさしは無論、北杜夫・向田 邦子・佐伯 一麦・小池 真理子・熊谷 達也・恩田 陸・伊坂 幸太郎などのコーナー、また魯迅・島崎藤村・土井晩翠などのコーナーもあり興味深く見ることが出来た。今日初めて知ったが向田邦子氏のご両親が一時期仙台に転勤、その花壇のお住まいには東京に残った邦子氏が妹を連れ何回も遊びに来ていたとの事。
 
これらをじっくりゆっくりと見学してからは、近場コンビニでサンドイッチを昼食として買ってきて外で食べ、講演の始まる13時までの時間つぶしとして閲覧コーナーで斉藤由香氏の「猛女とよばれた淑女―祖母・齋藤輝子の生き方」の文庫本を読んでいたら、あっという間に講演会の受付の列が出来てびっっくり。慌てて自分も並んで何とか良い席に座ることが出来た。
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講演では随筆家で且つサントリーにまだお勤めらしい斉藤由香氏の楽しいお話を満喫出来た。途中には数々の興味深い写真や、あるいは徹子の部屋に出演した時の斎藤茂吉夫人・輝子氏の録画や、あるいはお父親である北杜夫氏が何かのテレビの番組に遠藤周作氏ら3人で出演されて氏が浪花節を捻る録画も流されたり自分も含め参加者が爆笑する場面も。また講演の最後には同行されたお母様、つまり故北杜夫夫人のお話も伺え、北杜夫ファンとしてはとても嬉しい時間を過ごす事が出来た。
 
仙台文学館さん、ありがとうございました!!
 
↓帰り道、長町の大盛庵さんでいつものラーメンライス
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以上、

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