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2019道東 車中泊の旅 その9(5/3(金) Day-6 小樽・ニセコ an accidental additional trip) [観光]

Day-6
2019.05.03 Fri.
区間:由仁PA - 長万部IC(この直前に自分たちの日程の勘違いに気付き大笑い!!その後、長万部ICで高速を降りて) - 小樽 - ニセコ
主な経由地:千歳市内、長万部IC、岩内町、小樽市、ニセコ町
走行距離:約390km
天気:晴れ
食事場所:(朝食)セブン-イレブン千歳錦町店、(昼食)北一ホール(小樽市北一硝子)、(夕食)ヌプリ(ニセコ駅内)
お風呂:ニセコ駅前温泉 綺羅乃湯
宿泊場所:道の駅ニセコビュープラザ(車中泊)
  
 
前の晩、5/2(木)に由仁SAに到着したのは何時くらいだったろうか。SAのガソリンスタンドが後で調べたら午後8時までだったのでそれ以降であるのは間違いがない。恐らく午後10時程度にはなっていたかもしれない。いずれ駐車場には他に10台程度あきらかに車中泊と思われる車両が停まっている中、我々も適当な場所にノア2世号を止めて、そそくさとトイレを済ませ、シュラフの敷ふとんも適当にしいて、倒れ込むように眠りについた。
  
その前、道東自動車道のトマム過ぎから高度を上げるにつれて土砂降りがミゾレ混じりとなり、トンネルが何本も続く高速道のピークあたりではほぼ雪と言える状態になっていた。幸いなるかな路面温度の状態から積もる事はなかったが、カーブも多い道をこの状態で、他の車両に遅れないように高速で運転するのは流石に疲れるものだった。由仁SAに付いてガソリンスタンドが閉まっていたのにはがっかりしたが、車中泊をしようと決めて、眠りに付ける時にはホッと安心もしたものだ。
  
翌朝は何時に起きただろうか、この後に千歳の街中でガソリンを入れた訳だが、そのレシートを見ると午前5時1分になっている。そうすると由仁SAでの起床と出発は恐らく4時半頃だったのだろうか。日の出少し前、明るくなり始める頃に出発したのだろう。天気は晴れそうだ。疲れてぐっすりと寝てすっきり爽やかな状態になっている。
 
まずはガソリン補給となり、近場の営業しているガソリンスタンドをGoogleMapで見つけて千歳の市街地へと入っていった。ガソリン補給の後はすぐ近くのセブンイレブンでお馴染みの朝食、サンドウィッチやらオニギリやら、そして美味しいコーヒー。
 
お腹に食事も収まり、航空自衛隊千歳基地の入り口を左に見ながら今度は道央自動車道に入って函館を目指して移動を再開、苫小牧、室蘭を左手に眺め、有珠SAで有珠山と伊達市を眺めながら最初の休憩をとった。写真のタイムスタンプを見ると午前6時半になっている。昨日の峠道での土砂降りが嘘のような快晴。
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そして、有珠SAを出て単調とも言える若干内陸側の高速道路を走っている時だったろうか、妻が「今日って何日だっけ?」と聞いてきた。えっ?と思ったが二人して少し考えて気付いたのは我々は日程の1日先を行ってしまっていること。つまり旅を1日短く考えてしまっているという事だった。本来であれば昨晩は知床に車中泊、その翌日の今日は函館に向かう途中のどこかで観光・車中泊のつもりだった。それをすっかりと忘れて一気に函館に向かおうとしている事に気付いた訳だ。
 
このまま函館に向かっても良かったが、流石に函館に二晩泊まるような観光内容も思いつかないし、折角北海道に来ているのに他の場所を見ないのは勿体無い。昨晩雨の暗い中を運転していた時、阿寒湖、弟子屈とかの標識を見たのを思い出し「あちゃ~、勿体なかったねぇ~!!」とはなったが時すでに遅し。運転しながらいろいろと相談して決めたのが、もうすぐ到達する長万部で高速を降りて小樽を観光するというプランだ。
 
長万部ICで高速を降りたのはETC履歴で見ると午前8時9分になっている。そこより今度は下道の国道5号線を函館本線の線路を見ながら北上、途中道道9号線に入って北上を続け、太平洋岸である長万部より今度は日本海沿岸の寿都町に出た。そこからは国道229号線を海岸沿いに北上、遠くに積丹半島西側の切り立った雄大な地形が見える絶景の海岸線。そして岩内から海岸線を離れ、積丹半島の根本を横断して余市へと続く国道5号線へと再度合流。ニセコの山中をバイパスした訳だが翌日の道中でそこは走る訳で結果として良いルートをGoogleMap様は告げてくれた。
  
余市の郊外からは一部高速道路を通り、GoogleMap様のお告げ通りに進んだためにやたらと狭い山道を通りながら小樽へと到着した。時刻は午前11時少し前だったと思う。駐車場を心配したが妻がスマホで見つけた、運河にすぐの地の利の良い小樽合同庁舎近くの市営臨時駐車場に難なく止めることが出来た。そうは言っても道外道内の多くの観光客の車でどんどんと埋まる状態ではあったが。
  
妻は小樽は二回目だと言う。自分も若い時に自転車の輪行旅行で来た記憶はあったが、これを書きながら思い出すと、実は小樽の運河とかの小樽観光はしてなくて、札幌から列車に乗って小樽あるいは余市で降りて、ニッカウヰスキー余市工場を軽く見学して、すぐに目的地である積丹半島に向かって走り始めただけかもしれない。
  
その時はケルビムのロード自転車で輪行旅行したのだが荷物をザックに入れて背負って走るという大失敗をしてしまい、積丹半島への上り坂では青息吐息となってバテバテの状態だった。帰りに疲れ果てて海水浴場でテントを張って寝てしまおうとも思ったが、何とか余市駅に辿り着いて札幌に逆戻り、その日は札幌駅の軒下に連なる野宿旅行者に自分も加わり、翌日には自転車も宅急便で自宅に送り返し、それ以降は列車と徒歩での旅行を続けた。そんな記憶である。
  
流石小樽は観光地、10連休の中日でもあり海外からの旅行者も含めてかなりの混雑だった。定番の運河周りの散策、北一硝子の雰囲気の良い暗いレストランで食事、LeTAO(小樽の逆読みと始めて知った)でのアイスクリーム。
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散策しながら小樽のどこで車中泊しようか、あるいは安いところを見つけて泊まろうかと検討していたが、ニセコに移動して車中泊をしようとなった。GoogleMap様のお告げに従い小樽の街中をぐちゃぐちゃと走り国道393号線に合流、後は景観の良い山岳道路の道を倶知安町。晴天にどんと聳え立つ綺麗な羊蹄山やニセコ山脈を眺め、道の駅ニセコビュープラザへと到着した。時刻は午後3時を少し過ぎていたか。
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「きれいなところだねぇ~!!」「そうだねぇ~」と車中泊の場所を確保出来た事に安心しながらまずは2日振りのお風呂。ニセコ駅前の綺羅乃湯という、これまた綺麗で立派な施設でお風呂に入ってホッと一安心。体も心もリフレッシュという感じだろうか。
 
夕食をどうしようかと思ったがニセコ駅の構内に併設されているレストラン「ヌプリ」に訪ねてみると閉店間際だった。一度ドアを開け、駄目かなと立ち去ろうとするとマスターが「お二人ですか?カレーで宜しかったら」と丁寧に受け入れてくれて大助かり。妻には少し辛めだったようだが大変美味しく頂けた。
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食べながら気になっていた事があったので帰り際に聞いてみた。アンティークな感じの良い壁時計が多く飾ってあるのだが全て同じ時間で止まっている。「震災の時間ですよね?」全て午後2時47分だったのだ。「良く分かりましたねぇ〜」と奥さんに言われたが仙台からなんです、と答えると、なるほどぉ〜、と。
 
レストランを出るとちょうど綺麗な夕焼けの時間だった。ニセコの山や羊蹄山が夕焼けに染まり、それはそれは美しい風景。昨日の大雨と時々雪の夜間の高速道路の走行が本当に嘘のようである。
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一旦、今晩の宿となる道の駅に戻り寝る体制などを整え、少し運転してセイコーマートに行って今晩のビール(当然Classic)を仕入れ、「ニセコにして良かったねぇ〜」「うんうん」と言いつつ寝酒を飲んで、この日の車中泊の夜を迎える二人でありました。
 
以上、

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