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感動の最上芋煮 [自転車]

2017年10月9日の月曜日、祝日の休み。体育の日、ですな。時刻は午前10時になるところ。在、自宅の居間。昨晩はライド後で脚が結構痛く大変だったが今朝は大分と良くなった。右膝の痛みも殆ど無くなった。
 
 
昨日は朝早く、4時半少し過ぎに起きて、日の出時間の少し前の5時半を自宅を出発して北に向かった。目的地は秋田県湯沢市の横堀駅。鳴子までは前回の鳴子輪行とほぼ同じルートだが、前回こりごりしたダート林道は使わず舗装と思われる裏道を使い、鳴子・鬼首、そして仙秋サンラインの旧道を使って横堀まで辿り着こうと思っていた。
  
結果は旧道が通行止めで断念、予定変更して鬼首を通る時に見かけた最上までの峠を使って山形県最上郡最上町に至り、最上駅より輪行で帰ってきた。
  
実走ルート
  
    
データ見ると途中で標高がスパイクしているが走行中の表示もおかしかった。時々こういう症状が出るが濃霧の影響だったのだろうか… 因みに自宅出て加美町の手前までは濃霧で濡れたメガネをしょっちょう拭きながら走行した。
 
鬼首から最上までの峠は、帰宅してから調べて分かったが花立峠(はなだて)という名の峠で、結構自分にとっては辛い登り道だった。通るべき仙秋サンライン旧道が通行止めと分かってがっかりしていたし、そこまでで結構脚を使っていたこともあるが、なかなか大変だった。止まって脚を付いて休むこと数回、何故か電波が入っていたのでGoogleMapで県境の峠頂上まであと数Kmと自分を鼓舞しながら、LINEで妻に「大変だよぉ~」と愚痴を聞いてもらいながら何とか頂上まで辿り付いた次第。
 
山形最上側への下りは下りで急斜面のダート区間が結構ありこれも大変だった。前回みたいなダートの登りも大変だけど、下りは砕石敷きの深いところに前輪を取られそうで少なからず怖い思いをした。とにかく速度を落として安全第一で下っていったがしばらくはブレーキを握りっ放しだった。いずれ、普通のロードバイク用タイヤではバーストしてしまう危険があるであろうから、ここでもGravel King 26C さまさまでありました。
  
↓加美町で川渡温泉に抜ける山道近く「なんでここに国立音楽院?(こくりつ)冗談の看板かな?」と思ってさっき調べたら(くにちた)音楽院の宮城キャンパス、でした
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この加美町から川渡温泉に抜ける別な裏道にダート区間は無かったけど結構な山道で斜度もあり意外と疲れました。熊がいるいる雰囲気一杯で一度左側の熊笹がざざざっとなってびっくりしたが、山に飛び込んで戻る獣が灰色だったのでカモシカだったと思います。
 
 
↓鬼首の水力発電
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↓とっつきの坂道で大量汗。来ていた秋冬用のインナーと、20数年選手のPerl Izumiのオーバーパンツをたまらずに脱ぎました
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↓鳴子ダム
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↓鬼首付近
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↓仙秋サンライン旧道入り口の目印としていた除雪ステーションで「さぁ~、行きましょうか」と思っていたが
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↓何と、通行止め。一応ネットで調べて行ったつもりだったんだけどねぇ~。いやはぁ~、でした
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旧道の観光活用を望みたいですね。四輪車あるいはエンジン付き二輪車用の整備・管理は不要だが、トレッキング、自転車等で通行できる程度の整備を行い開放して欲しいものです。峠をバイパスする新道は大抵はモータリゼーション用でトンネルが建設されるが、トンネルを歩行者や自転車が使用する事は殆ど考えられていないし、あんな危険で怖いところを通りたいとも思わないでしょうな、普通は。
  
↓気を取り直し来た道を下って鬼首から最上への峠道に
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↓鬼首スキー場入り口で「絶景かな、絶景かな」
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実は帰るまでこの山は神室山(かむろさん)と思っていたが、帰って調べたら禿岳(かむろだけ)でした。
  
  
↓何度も足付き・心拍整え休憩をしながら登りました
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↓大分と登ると遠く荒雄岳の向こうに綺麗に紅葉する栗駒山も見えてきた
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↓やっと峠頂上の県境。登山口もありましたし、山の方からは登山している人の声や笑い声も聞こえました
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↓この看板見て「??」と思ったが、ダート区間はしっかりとありました
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↓最上町の里に降りて多少迷ったが無事に最上駅に到着
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↓駅隣では、あとで分かったが地区の小さなお祭り中
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恥ずかしいので駅舎兼公民館の反対側で輪行準備していたら、お祭り参加する感じのおばさん達に声かけられて笑顔で会話したが、少しするとそのおばさんが「お腹すいたでしょう」とお祭り用の芋煮を持ってきてくれた。かなりお腹が空いていたので感謝感謝で頂きましたが、空腹だった事を差っ引いてもとても美味しい、本格山形仕立ての芋煮でありました。一気に幸せ感が高まり、嬉しいなぁ~と思いながら頂きました。そしてちょっとすると今度は少し若い女の人が通り過ぎる時に話し掛けて来て、去り際に「これ、食べてください」とオニギリを。あぁ~!!最上の人たちは本当に親切な人達です。
  
↓太陽も西日に傾き始めた
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↓駅舎越しい禿岳
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↓さらば、最上、また来る日まで
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以上、

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コメント 2

bluerider54

なるほどこういうルートがありましたね。芋煮は良かったですね。


by bluerider54 (2017-10-15 17:55) 

Gecko_sings_at_night

bluerider54-san, 花立峠の最上側はダートがあり、それも深さのある砕石敷なので、普通の細身のロードタイヤでは避けたほうが良いかと思います。芋煮は実に美味しかったです。
by Gecko_sings_at_night (2017-10-29 19:51) 

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