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陽は燦々 でもダラダラ [滞在生活]

2016年1月31日のお昼近く。外に陽は燦々と降り注いでいる。ライドにも十分出れるがダラダラと過ごしている。脚には昨日の長歩きの疲労がそれなりに残っていて、それを理由にライドを、何となく「サボる」という感覚でいる訳だが、少し心複雑な心持ちだ。 

 

昨日は前のお仕事のお仲間と突発的な同窓会みたいな宴席がJR長町駅近くのホルモン屋さんで6時から催される事となっていたので早めの2時半頃のバスで出掛けた。家でボーっとしてるよりは向こうに早めに着いて散歩や図書館で時間を潰そうと思った訳だ。ライドだけではなく時には非日常の事をしてみるのも楽しいものである。

JR南仙台駅から乗車し長町駅で下車、駅裏、と言う表現をついしてしまうが東口からゼビオに向かったが今は高架線となっているJR在来線のガード下に都心で良く見かけるような立派なお店屋さん街が出来ていてびっくりポンしてからゼビオをぶらぶら見て回り、これも新しい仙台市立病院前を通って広瀬川の広瀬橋に向かった。白鳥さん達を見るためです。

ところで、昨晩の宴席で長町在住の大先輩が長町に市立病院が移転してから長町の平均寿命が即座に伸びたとの事を仰っていたが、高齢化社会の中、近くに立派な緊急外来も対応出来る病院が出来た事と平均寿命の伸びの関係はさもあらんと感じ入った。それでは、逆に今まで市立病院があった広瀬川向こうの界隈、例えば連坊やら南鍛冶町の状況はどうなのでしょうね、越すに越されぬ広瀬川になっているのでしょうかね?とふと疑問には思ったけども。まぁ~向こうは東北大学病院を始めとして大病院が沢山ありますからね。

さて、広瀬橋の白鳥さん達、昨日は宮沢橋下まで移動していました。…と申しますか彼らにとっては愛宕橋ー宮沢橋ー広瀬橋辺りが越冬地になっているのでしょうが、昨日はお子さんを連れた散歩の方々がいらっしゃってお子さんがパン屑なのでしょうか、白鳥さん達の熱い視線を集めて餌をおやりになる光景を微笑ましく見ていると、宮沢橋の歩道をなぎなたを担いだ学生さん達が楽しげに通って行きました。
 
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その後は根岸の武道館、南高校、木流し堀へと辿り着き、名取川と広瀬川を結ぶこの堀が作られたのは江戸時代初期、正宗が仙台城および城下町を築くときに大量の木材が必要となったために作られた堀であり、今の南高校付近には貯木場としての池もあったとか、なるほどと説明文を読んだあとに太白図書館へと向かった。

借り出した本やCDは:
「日本文学全集 22 大江健三郎 池澤 夏樹/個人編集」 河出書房新社
「鳥葬の山」 文春文庫 夢枕 獏/著 文芸春秋
「夢を撃つ男」 ハルキ文庫 日本冒険作家クラブ/編 角川春樹事務所
(CD) 「All my best」 倉木麻衣
(CD) 「にっぽん縦断こころ旅 2014 オリジナル・サウンドトラック」 

予約中は:
「村上さんのところ」 村上 春樹/答えるひと 新潮社
「霜の降りる前に」 上・下 創元推理文庫 Mマ13-15 ヘニング・マンケル/著 東京創元社
(CD) 「ザ・ネクスト・デイ」 デヴィッド・ボウイ 

若干の活字中毒者の自分は本がないと不安になるのだが、昨日も予約していた村上春樹の本が仙台図書館のネット情報によると最後の予約者になっていたのでてっきり受け取れるものと思ってカウンターに伺うと仙台図書館圏内にて3冊ある蔵書がまだ全て貸出中であり、それらのうちの1冊が返却されてやっと読めるらしい。…と言うことで仕方なく何か借りようと思って何とか数冊を確保したのだが5時少し前に閉館の自動アナウンスが流れ始めてびっくりポン。土日は閉館が早いのをすっかりと忘れていました。

そしてもう一つびっくりポン、と言うのは誠に不謹慎であるがお気に入りの作家のヘニング・マンケルさんが昨年の10月にお亡くなりになっていたのでした。何か本を借りようと焦りながらスマホでヘニング・マンケルさんの新著が出ていればと思って検索して分かったことでした。凡そ3年前に肺ガンと食道ガンが見つかり一時は回復したがやはり最終的にはガンという病魔に命を奪われたようでした。ご冥福をお祈りします。

それと共にお気に入りのクルト・ヴァランダーのシリーズで邦訳された新刊がある事に気付き早速仙台図書館ネットで予約しようと思い調べたがまだ仙台図書館にも蔵書されていなかったのでリクエストをさせて頂いた。さっき図書館ネットで見るとすでにデータベースに登録され表示もされていたが、すでに4人の方が同じようにリクエストされていたので、仙台圏にも同好の方が何人もいて嬉しくなったのでした。そして更にAmazonで初版の日付を見ると何とつい先日の2016年1月21日とのこと。数度びっくりポンの状況である。

こんな事をブログ兼Evernote日記メモに書いていたらもう12時半を過ぎていた。外はさらに陽が燦々。あぁ~、ライドどうしようかなぁ~、と諦め切れない往生際の悪い自分は「にっぽん横断こころ旅」の調べに心癒されているのであります。

以上、
 

 

 


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