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2日目 大間崎ー青森市内の後編 (下北半島ロード自転車輪行旅行記) [自転車]

大間崎から脇野沢へと降りる峠までのアップダウンでヘロヘロになり、長い長いダウンヒルのあとにやっと脇野沢村に辿り着いた自分だが、まず蟹田までのフェリーへの乗船手続きをしようとフェリー乗り場に向かった。 

休みのせいもあろうがあまり人通りがなく寂しい町中を通り漁港のむつ寄り東側のフェリー乗り場に標識に沿って辿り着き、チケット売り場に入ろうとヘルメットを脱いでいるとポツポツと雨が降り始め、あっという間に本降りとなった。何とタイミングの良いことと思いながら事務所に入るのだった。

外で愛車のTM3.1君(Trek Madone 3.1 2012年もの)を雨に濡らしておくのは忍びなく、そして事務所内には他の恐らく観光客用の自転車も置いてあったので、自分の自転車を中に入れても良いかと事務所の人に聞くと良いですよと快諾を頂く。

↓乗船券売り場
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↓乗船券売り場脇で雨宿り中の愛車 TM3.1
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事務所に到着したのが午後1時少し過ぎ頃で午後3時半の出港までまだまだ時間もあり、少し疲れをとってから同じ事務所内の隣のレストランでラーメンとライスを頂いた。

↓焼き干しラーメン。
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出港時間は午後3時半だが自転車などは最初に乗船するので午後3時10分程度には乗船場所の一番先頭に来ていて欲しいと言われていて、少し時間はあるかなぁーと思っていたけども、ラーメンなど食べながら、そして周りの朴訥で耳障りのとても良い青森弁の会話などを聞いてほのぼのとしていたら結構すぐに時間が過ぎてしまった。

そして気付くと外の雨もほとんど止んでいる。日頃の行いはさほど良いとは言えない自分だが、疲れた体にこの天のご配慮はとても嬉しかったです。

↓港の様子。
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↓乗船待ちの車など
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↓蟹田から到着したフェリー
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↓一番乗りで乗船して車両進入口側を眺める
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↓転倒防止のためにロープで軽く固定されている愛車
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↓二等客室
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↓確かに小型フェリーなので狭そうだ。大型バイクなどは少々値段が張るのは仕方ないだろう
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フェリーに乗るのは2009年か2008年のペナン島プチ滞在時にGeorge TownとButterworthの間の移動手段として使って以来だ。そして今回は自転車と乗船して蟹田に到着後も少しだけライドをする。何となく、旅しているなぁ~、という自己満足の心持ちで嬉しかったね。

↓乗船券
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因みに、このフェリー移動の事をバイク仲間と話したときに料金の話にもなったが、自転車の料金は820円だが、オートバイは自動二輪(750cc未満が2,440円、自動二輪(750cc以上が 3,260円となり、そう手軽には使えない額である。因みにこの乗船したフェリーにはオートバイは1台だけだった。そしてチャリは自分だけ。

昨日の強い西風の余波か、あるいはいつもこの程度の風波は立っているのか、そこそこのうねりと船首がはねあげる波しぶきが二等客室の窓にも降り掛かるのを目にしながら、船は予定通り1時間弱で蟹田港に到着した。

↓出港してすぐ脇野沢村の漁港を望む
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↓脇野沢漁港近くの島に太陽が差して荘厳に見えたりした
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↓津軽半島側の灯台、多分、今地図で見たら平舘灯台という灯台だと思う、違うかな??
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↓蟹田港
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着岸作業をしている乗組員の方と軽く会話。仙台からと聞いてビックリしていたが新幹線で青森に移動してからと話したら納得頂いた。そして、本来は自転車は一番最後のところを一番最初に下船させてもらえることに。

下北のマサカリ部分をほぼ2/3周し、フェリーで平舘海峡(と言うらしい)を渡り、今度は津軽半島への上陸である。フェリーの乗降口がガタンガタンと大きな金属音をあげながら少しづつ開かれ、その先端が津軽半島の蟹田漁港のコンクリート護岸の大地に降ろされまるで自転車レースのタイムアタックのスロープのようになったところを、自分はペダルを踏み込んで今度もいの一番に下船し青森市内へと走り始める。う~ん、この感じは良かったなぁ~と今でも思う。今回の旅の一つのハイライトだね。

下船時にはすでに4時半で陽もどんどんと傾き始め、少し走るともうテールライトとヘッドライトの点灯が必要になった。青森市役所隣のホテルにすでに到着しているであろうハイブリッド・ツーリングのオートバイ組をあまり待たせてはならぬと、疲労が堪った脚にもう少し無理をさせて一本道でフラットな青森市内への国道280号線を淡々と、途中お尻の痛みを緩和させるためにダンシングを交えながら進んでいく。

市内に入って若干迷いながらも動物的な方向感覚を用いて市役所方面へと進み、ホテルへ到着したのはX頃だったろうか。ヘルメットを脱いでフロントに申し出ると オートバイ連中から自転車の自分がもうすぐ到着する旨が告げられていて、自転車はロビー奥のクローク室にどうぞ、とすぐに誘導頂いた。さすがに結婚式のご相談中みたいな脇を通るのは少々申し訳なかったが。

部屋でオートバイ組と合流して分かったが彼らも到着してさほど時間は経っていなかったようだ。部屋は広くきれいで立派で申し分ないが狭い内風呂でもあり次々と交代しながら湯を浴びつつ、まずはビールで乾杯となった訳である。

↓ホテル「ラ・プラス青い森」格安だったがとても良い部屋、応対、そして朝食だった。市役所近いし共済組合系なのかなとかと思ったり。(全く定かではありません)
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↓そして、お風呂あがりでさっぱりして、ビールも引っ掛けてから夜の青森市内へと繰り出すのだったが、居酒屋1軒だけでした。(写真とは違うところ)
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↓そして、仕上げにラーメン… と完全に体に悪いパターンだな。 
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↓何かちょっとしたドラッグ??と笑ってしまう看板。
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↓愛車がちゃんとまだあるか宴席・ラーメン後のオートバイライダーは確認するのだった。
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そして、当然、部屋に戻っても宴席は続くのでした。自分も腹を抱えて涙流して大笑いしたのは覚えているが、何で笑ったかは良く覚えていない。でも楽しかったなぁ~。

翌日は青森駅から高速バスで仙台まで戻りだが、まずはここまで。

以上、
 

 

 


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