ライド: 「影を慕いて」 [自転車]
自宅(名取市那智が丘)から自走して「エコーラインに登ろうかなぁ~」と考えてライドに出たが、結局いつものようにエコーライン入り口をスルーして帰ってきてしまった。あまりに車が多かった。それはそうだ、今日はゴールデンウィーク後半の中日なんだから。
距離: 88.91 km
タイム: 4:25:38
平均スピード: 20.1 km/h
高度上昇値: 1,584 m
カロリー: 1,603 C
平均気温: 20.4 °C
自転車(ロードバイク)に乗っていて不快なもののワーストNo.1は車に後ろから追い抜かれることだ。(あくまでも自分の感覚)
大方の運転手の方はそれなりのセーフティー距離を持って追い越してくれるが、時々、あるいは割と頻繁に、どうしても自転車の近くを走り抜けたい方がいらっしゃる。いずれ、こちらはどうしようもないので、じっと危険が過ぎ去るのを待つしか出来ない。本当に、本当に不快だ。まぁ~、運転手の方々も自転車は目障りで仕方ないのだろうが。
今日もすずらん峠を越えてエコーラインに向かい始めたが、その道に出た途端に車の列、列、列… かなり多くは南蔵王方面に曲がっていったが、それでもかなりの車はエコーラインに入っていく。くねくねの曲がり道の上り道を、後ろから次から次に車に通り抜けられることを考えると、もうその時点で「では、また今度…」となった次第。
思うに、エコーラインの登りのベストシーズンは、やはり夏の早朝だと思う。まだ二回程度しか経験していないが、静寂の中、鳥の鳴き声を聞きながら、昇り始めるお日様を浴びながら、たんたんと登るエコーラインは最高だ。この楽しみは暫しお預け。でも全然構わない。放っておいたってそんな季節はやってくるんだから。
それで、今日も青根を通って川崎の方に下りようとしたが、ふと思って古賀政男記念歌碑を見に青根から山の方に入っていった。
↓ 写真の数々。
自分以外は誰もいなくてとても寂しかったが、積年の思い(ちょっとした、だが)を果たすこととなった次第。
特段の早期昭和歌謡のファンという訳ではないが「影を慕いて」あるいは「酒は涙か溜息か」などは大好きである。それもあり、古賀政男先生が「影を慕いて」を生み出すに大きな影響を与えた青根の当地にある、この歌碑の存在は以前から存じ上げていたが、いつも素通りしていた次第。
ところで、古賀政男先生と言えば藤山一郎先生である。大昔になるが、実は(これが夢でなければ)藤山一郎先生には少人数での講話をお聞きしたことがある。
仙台市内にある宮城県工業高等学校を卒業して、地元の多賀城にあるIt's a SXXXの工場に入社したのが1981年。その入社した年だったと思うが、数ある新人研修の中の一つのプログラムの中に、藤山一郎先生の講話を聞くというのがあったと思うのだ。S社と何かのつながりがあったのだろうか、あるいは当時はまだ社長ではなかったが大賀さんとの何かのつながりだったのだろうか。
いずれ、出来の悪い社員だったのでその講話の内容はとんと覚えていない。しかし、ピアノを少しお弾きになりながら例の有名な「スジャータ」の節を少しだけユーモア交えて歌われたこと、丁寧な言葉づかいであったが、やはりべらんめぇーで且つ粋な喋り方だったことは覚えている。
でも「スジャータ」の節を歌われたのであれば、恐らくはあの有名な「青い山脈」や「丘を越えて行こうよ」なども少しは歌われたことだろう。もしかしたら「影を慕いて」も。貴重な体験をしながら、全くその内容を覚えていないとは、自分も勿体無いことをしたものだと、年を取った今にして、後悔先に立たずの典型だと失笑する訳だ。
以上、
2013年5月4日 土曜日 午後4時
自宅の居間で、ライド後に食べたご飯でお腹いっぱいな状態。
こんばんは!
風をきって走るにはいい季節ですね~!
地元は運転マナーが悪いことで有名です。
○○○走り・・・なんて呼び名があるくらい(T_T)
どうか お気をつけてライドを楽しんでくださいね。
by ちゅんちゅんちゅん (2013-05-04 23:52)
ちゅんちゅんちゅん -san, コメントありがとうございます。自動車とは重量的に全く勝負にならないので、とにかく防衛運転に努めております。(笑)
by Gecko_sings_at_night (2013-05-05 05:47)