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久々の北イタリア Bologna 近辺 続々編 フライト間違った!! [滞在中のハプニング]

「久々の北イタリア Bologna 近辺 続編 レンタカーのこと」
の続々編。

2013年2月18日(月曜日)のお昼少し過ぎかな、自分は無事にBolognaの空港に到着した。

Bolognaの空港は拡張工事が進んでいるようであり、そのせいも大きいと思うが、レンタカー返却が分かりづらかった。

Rental Car Returnの看板に従っていくと、借り出した駐車場に到着するだけ。何が何だか分からず、他のレンタルカー会社の事務所があったので聞いみてみると、借り出した場所に駐車し、カウンターに鍵を返却すだけとのこと。どうもアメリカやドイツとは勝手が違うようだ。

いずれ、借り出した駐車場を覚えているわけでもなく、その近くと思われる駐車場スペース(Hertz)にまずは停め、荷物やナビを持ってカウンターに向かった。しかし、駐車場を出ようとするとどうもレンタカー会社の係員らしいが男たちがたむろしてタバコを吸っているではないか。中にはHertzのジャケットを着た男もいる。聞いてみると「そうだ」との答え。返却の意思を示すと貸出時のレシートを要求され、そして暫し待てとのこと。車を確認して戻ってくると、もう行っていいよ、とのこと。「レシートちょうだい」と言うと、貸出時のレシートがそうだと言う。ここで何だかんだ言っても仕方ないと瞬時に判断した自分は「ありがとう」と言ってまずはターミナルに。

そんなものなのである、多分、イタリアは…

予定するフライト時間がかなり先なので、ひとつやふたつ前のフライトに変更しようと思って掲示板をみてみると、目的地のMunchenまでは自分のフライトしかないようである。Bolognaはやはり地方空港なのであると思う。

それではと、腹ごなしに向かった。現在進行している拡張工事が完了するとBologna Airportのレイアウトは変わる可能性が高いと思うが、食堂は3階にあった。フードコートでが、イタリアやドイツのフードコートは非常にレベルが高い。自分もビールとパスタを食べて、「あ~…」とまずはほっとした訳である。

↓ 食べたもの
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食事の後は仕事の整理したり何だりと、チェックイン時間までゆっくりとして、その後、充足感に満たされ自分はゆうゆうと、イタリアの食事は本当に充実してるなぁ~ などと考えながらチェックインカウンターに向かった。

昨今の空港は大体がチェックインを自分で済ませるキオスク(Kiosk)カウンターなるものがある。ここボローニャ空港も同様で、自分は、さてさて、ふむふむ、などと余裕を見せながら自分のパスポートを読みこませようとした。しかし、Not Foundとされる。あれ?と思いながら、カバンから日程表ファイルを取り出して Confirmation #だかReservation #を直接入力するが、それでも Not Found とされる。あ~、これだからシステムはなぁ~、などと考えながら、直接カウンターに向かった。

列に並んで暫し、カウンターに行く。可愛く優秀そうなイタリア女性である。自分はキオスクでやったけど、見つからないんですよぉ~、本当にシステムはねぇ~、などという雰囲気で係員女性にお願いする。係員女性は自分のフライト日程を印刷した紙を見ながら早速システムを調べ始める。でも、見つからない。あれ?? 電話をする。イタリア語なのでもちろん何を言っているか全く解せないが、恐らくDeltaで購入したフライトだから、云々、だっと思う。

しばらくした後、受話器を置いた可愛く優秀そうなイタリア女性は自分にこう告げた:
「あなたのフライトは1か月後になってますよ。間違ったんですね。」

瞬時に状況を理解し、そして少し背筋に寒気が走った自分は、念の為に自分でも印刷した紙を見て、でも‥という事で変更をお願いした。しかし、予想はしていたが、可愛く優秀そうなイタリア人女性係員は、ここでは出来ないんですよねぇ~。Deltaのチケット購入カウンターで変更してください。終わったら、列に並ばなくても自分のところに来てくれればすぐに発券しますから、とのこと。

やばやば、恐らく変更は出来ないであろうな、イタリアだしな、という自分の悪い予感と焦りを、これも旅の醍醐味さ、逆に楽しんでやれ、などと強気を保とうと思いながら、Deltaのチケッティングカウンターを探すが、有るわけもない。Informationに聞いたチケッティングカウンターに行くと、そこは何となく旅行代理店然としたカウンターである。暫し列に並んで窓口に行くが、そこはやばそうだと自分が目星を付けていたおっさん窓口であった。

やばそうイタリアおっさんは自分が窓口に行っても悠長に誰かと(恐らく)個人電話と思わしき会話をしている。ようやく電話を終わらせ、仕方ないから仕事でもすっか的な感じで自分から用件を聞くと、それはDeltaに直接交渉してくれ、ここでは出来ませんしぇんよぉー、と言った。(というような感じで言われたと自分は思うのだ…)

このやばそうイタリアおじさんとのとても楽しい会話の後は、隣のLufthansaにMunchen行きを聞くが800から900Euroはすると言われて諦め、ではと、レンタカー借りてアルプス超えて夜っぴて移動しようと思ったがやはり約900Euro掛かると分かり諦めたり、電車移動もしようとしたが、何か大変そうなので諦め、会社のDocomo携帯電話の使い方分からず焦ったり、それでも、ほうぼうに電話掛けたり、等々とてんやわんやだった。

電車もだめそうだと判った時点では、きっぱりと翌日のMunchenの行動は諦め、でも、とにかくDeltaと交渉してフライトを変更してもらおう、そう出来る場所はホテルからしかないと思い、優しく美しい妙齢のボローニャ空港のインフォメーションセンターの女性に相談し、市内の安いホテル(なんと50Euro!!)を予約してもらった。

まぁ~、こんな感じで自分の予定外Bologna宿泊は決まってしまったわけだ。

はなからDeltaとの電話は長時間になると思い、ホテルに入ってからSkypeにした。Skype Premiumに米国をUnlimited Phone Call先に設定してあるので、なんぼでも通話出来るのである。でもホテルのWi-Fiか、あるいはインターネット品質が十分ではなく、途中で何回もDeltaの人から通話を切られそうになるが、そこを何とかぁ~!!!と頼み込んで、それでも2時間近くかけて何とか最小限の出費で間違ったフライトをStuttgartに変更してもらうことに成功した。

その後はホテル周辺のBolognaの夜景少し楽しみ、見つけたレストランで一人の夕食を取った。

↓ 以下、写真の数々。
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(食事したレストランはそこそこのレストランだったが、値段は結構リーズナブル。Pork Ribを食べたが、ちょっと油っぽかったものの、美味しかった。グラスの赤ワインも地元とのことだったが、香りと味、良かったねぇ~!!)
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(レストランの外観)
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(翌日のCDG経由のStuttgart行きフライトを待つ空港)
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(空港の売店もおぉー!!イタリア!!的な感じだ)
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いやぁ~、でもBolognaは良いなぁ~、イタリアは良いなぁ~、と思う自分だ。

レンタカーの係員も、チケットカウンターのやばそうイタリアおじさんも、それらのいい加減さも、もちろん美しく優しそうなイタリア女性も、そこがイタリアなのだ。なんでもかんでもきしきしと、変なことやイレギュラーなことはだめ、自分の思い通りに事が進まないと非常に辛い、という人たちにとってイタリアは恐らく適さないかもしれない。

いつかは是非とも、海外沿いのイタリアの街に滞在し、海沿いのイタリアを、イタリアの恐らくとても素晴らしいであろうシーフードの数々を味わってみたい、そう思う自分なのです。

以上、
在NYC JFK Airport Delta Lounge
2013年3月2日 午前10時頃、なり。 

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