’89年の単身アメリカ旅行 - 初めてのアメリカはサンフランシスコ その3 [’89年の単身アメリカ旅行]
脱線話題からやっと本編に戻り、時は1989年11月20日、サンフランシスコ空港に自分は立っていた、とさ。
さて、この約23年前の記憶だが、全てが細切れ状態である。人の記憶力、他の人が昔のことをどの程度覚えているなどを推し量る手立てはないが、自分は場合は細切れ状態になる。例えば、今の自分でもこの時のことで知りたいのは「へぇ~、それでアメリカの大地に初めて立ったときの君の感慨は??」であるが、そんなことは露ほども覚えてはいない。覚えているのは、空港からダウンタウンへ向かう乗合バンの車中から、くねくねと曲がるフリーウェイ沿いに徐々に増えてくる家並みを、その車窓越しにぼーっと眺めていた事である。これが到着直後で残っている今の記憶だ。
一体どうして探して決めたかも覚えていないが、ホテルはサンフランシスコ(San Francisco 略してSF)ダウンタウンの中心街の、SF名物の坂道の中でも王様級のPowell St.から、ちょっと横に入った安宿だった。今、Google MapのStreet Viewで探したが、どこだかは判然としない。
節約旅行だったので、ご飯も安いところでと思い、近場のあまりお金の無いような人が入るステーキハウスで、言ってみれば本場のステーキを食べたが、この場所も判然としない。でも店内は結構貧しそうな人で一杯だったような。でも、やはりホテルの近く、Powell St.の通りを少し下り、Market St.近くのケーブルカーが回転する場所近くのピザ屋でピザを食べたのは覚えている。その厚さと美味しさにちょっと感動したからだ。
SFでの活動、その他で覚えているのは、観光の名所であるゴールデンゲートブリッジやフィッシャーマンズワーフに行ったことだ。ゴールデンゲートブリッジまで行くのにはパブリックバスを使ったが、初めてのことでもありヒヤヒヤしたことも覚えている。あとは時差調整に少し苦労して、ホテルの部屋でかなり寝込んでしまったりとか。
あとは何だろうか?思い出そうとするが、だめだ。
この昔の旅行を振り返ってみるというブログ記事、そもそもこのような全くつまらないものになってしまうのではないだろうか?そう思い始めた自分である。
今日は2013年2月2日の土曜日、今は朝の8時なるところ。外は曇り。路面は濡れているので楽しみにしていたロード自転車ライドに出る気力もない。あるいはMTBでツッパネ(仙台弁?路面のドロ雨を拾ってしまうこと)覚悟でちょい乗りに出るか。
まぁー休みだし、夕方の娘の部活ピックアップに行くまで、ゆっくりしていようか、あるいはこのブログ記事の続きを作ろうか…
↓ これは92年から98年のSF(正確には南の町のFoster City)に駐在中、義理の両親が遊びに来ていた期間中にゴールデンゲートブリッジパークに行き、自分は当時まだやっていたウィンドサーフィンを、義父は自分が貸したローラーブレードに乗って遊んでいた時の写真。
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