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イタリア・ドイツの旅: いざ、フィレンツェへ! [イタリア・ドイツ]

さて、フィレンツェ(Firenze)。実は今回の商用旅行、最初の予定では現地に日曜日(7月24日)に到着予定で計画したが、翌日からすぐに客先訪問ではちょっときついのではないか、時差調整に一日入れようということとなり、そのために現地で一日の自由日が出来た。それが日曜日(7月24日)だ。渡航前からこの日に何をしようということとなり、フィレンツェ(Firenze)あるいはベニス(Venezia)が近場だから、どこかに行こうとなり、結局フィレンツェ(Firenze)に行くこととなった。

 

地図で見ると、フィレンツェ(Firenze)とボローニャ(Bologna)は次の位置関係になる。


View Bologna-Firenze-Venezia in a larger map

確かに地図で見るとフィレンツェ(Firenze)がベニス()よりも近くに見れる。ただ、それだけではなく、自分のイメージとして、フィレンツェ(Firenze)とベニス(Venezia)を天秤に掛けた場合、フィレンツェ(Firenze)に軍配が上がったということが理由だ。実は家内もイタリアに旅行したことがあり、そのときの写真の中でフィレンツェ(Firenze)の市街地を背景に撮影したものがあり、とてもきれいなところだなと感じていた。

これも事前調査だが、ボローニャ(Bologna)からフィレンツェ(Firenze)へは電車で簡単にいけることが分かっていた。当日の朝、先の記事の[驚きの朝食]をとった後、まずは駅に向かうためのホテル(BEST WESTERN Hotel San Donato)の近場のバス停に向かった。生憎の雨の中、傘を差しての外出。バス停はマッジョーレ広場(Piazza Maggiore)の近く。地図で見ると電車の駅は北の方向にあるので、ホテルのフロントで教えてもらったバス路線ナンバーのバスをそちら方向の車線で待っていると、数分で目当てのバスが現れた。料金は確か1ユーロか1.5だったと思う。正直に車内の券売機で購入、5分も乗っているともう駅に着いた。

IMAG0137.jpg

さほど大きくない外観の駅に入り、窓口でチケットを買う。二等の指定席で一人25ユーロ程度だったと思う。以外に高いなと感じる。プラットフォームに向かうと、外からは小さく見えた駅も、何本かプラットフォームがあり、まずまずの大きさである。

IMAG0138.jpg

電車は確か定刻で到着したと思う。以前、ロンドン(London)からパリ(Paris)、マルセーユ(Marseille)と電車で移動した経験はあるが、こちらの電車は電車でカッコ良いと感じる。作りがカシっとしているという感じがする。車内も空間が広く感じる。面白いのは、車内が結構静かだということだ。イタリアとかであると、お客さんが賑やかに会話を楽しんでいるという気もするが、ところがこれがシーンとした車内なので、意外な感じを受けた。

IMAG0140.jpg

フィレンツェ(Firenze)の到着間近、車両の降り口の部分に行くと、身なりからしていかにも貧しい感じの女性が子供連れでいた。直感的にジプシー(Gypsies)の人では?と思ったが、どうであろうか。実は帰りにボローニャの駅からまたバスに乗った際に、いやに陽気で、いわば騒々しい感じのする女性の一段がいたが、これも直感的にジプシー(Gypsies)の人たちではないかと感じた。雰囲気と、やはり面相が少し他の人たちと違う感じがするのである。別に私は人種などによる差別主義ではないし、逆にそのような差別はなくなれば良いと思っている。しかし、それとこれ、つまり差別感と異人種などに対する感覚、いわば始めた目にしたものに対する感動感は別なものであると思う。北米の中西部をやはり商用で移動していた際に、アーミッシュ(Amish)の人たちが例の黒装束を着て馬車を駆る姿を見かけたことがあるが、それと同様である。本あるいはテレビなどというメディアでしか見聞したことが無いものに、直接遭遇したときの感動、これはやはり旅という空間でしか得られない醍醐味だと思う。この時も実にそのように感じたものである。

さて、ジプシー(Gypsies)をWikiで見ると、次のようになっていた(サマリーのみ):

The Romani, who are known collectively in the Romani language as Romane or Rromane (depending on the dialect concerned) and also as Romany, Romanies, Romanis, Roma or Roms, are an ethnic group living mostly in Europe, who trace their origins to the Indian Subcontinent. Romani are also widely known in the English-speaking world by the exonym Gypsies.

すごいなと思う。数千年の歴史の中での人の流れ。

また話がそれてしまったが、さてフィレンツェ(Firenze)に到着である。あ、その前に、ボローニャ(Bologna)からフィレンツェ(Firenze)の列車旅はさほど面白いものではない。否、つまらないと言っても良いであろう。何故ならば、その工程の殆ど、体感的には8割以上がトンネルの中なのである。

これもWikiで見てみた。それにしてもWikiはすごい。こうやって何でも調べられるのであるから。

The line is 78.5 km long and includes 73.8 km of tunnels, 3.6 km on embankment or in cutting and 1.1 km on viaduct.[3] From Bologna to Florence, the tunnels are:[2]

なんと、8割ではなくて、ほぼすべてがトンネルなのである。と言うことだ。もし観光でボローニャ(Bologna)あるいはフィレンツェ(Firenze)を訪れるのであれば、このことは頭に置いてもらえれば良い。いずれ、列車の旅は楽だ。座っていれば良いのであるから。

さて、フィレンツェ(Firenze)の駅であるが、この駅はターミナルタイプ(Terminal Type Station)となっている。日本では列車路線の本当の終点でしか見ないであろうが、こちらヨーロッパではその駅が路線の終点でなくてもターミナルタイプの駅が多いのではないであろうか?このように表現する理由は、自分は鉄道の専門化ではないが、あとで訪れるフランフルト(Frankfurt)の駅もそうであったし、以前に訪れたパリのリオン駅(Gare de Lyon)もそうであったからである。このようなターミナル駅構造は日本の主要駅とは違う赴きがある。屋根が高い大きな建造物であるせいもあろうが、基本的には列車が停車、あるいは動いていても非常に遅い速度なので、落ち着いた雰囲気があるのだ。目的に到着した、という感慨が強い気もする。

IMAG0141.jpg

IMAG0142.jpg

(駅構造について、どうしても探してみたかったので少し探したら、次のページがあった: 

日本語 wiki ターミナル駅   英語 wiki Terminasu 

この記事も、フィレンツェ(Firenze)の街中に行く前に大分と行数が多くなってしまった。まずはここで一旦やめて置く。次はいよいよフィレンツェ(Firenze)の街中への探索となる。

以上、


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コメント 3

丸藤璃瑠

ブログへの訪問、nice!、コメントまでありがとうございました。
そして、コメントは何も反応せずに申し訳なかったです。通知設定できないメルアドでのアカウントなので^^;って言い訳ですね。
改めてありがとうございます。
またいらしてくださいませ。
by 丸藤璃瑠 (2011-09-01 20:46) 

アイ

建物やバスの色彩が素敵ですね。ヨーロッパの街並み、いつか目の前で見てみたいです。
by アイ (2011-10-10 09:30) 

Gecko_sings_at_night

アイさん、コメントありがとうございます。是非とも一度に目にして見てください。日本やアメリカとは違った文化だとお感じになるかと思います。
by Gecko_sings_at_night (2011-10-11 21:54) 

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