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KL移動準備の日 [移動]

6月9日(火曜日)
昨晩はPCを部屋でして、12時くらいに眠る前にPCを充電しようと思いフロントに行くと無人になっていた。

昨晩の眠りは久しぶりに良かった。明け方迄ほぼずっと眠れた。6時半に目覚ましで起床。面白い事に隣の部屋も目覚ましが同じタイミングで鳴っていた。

PCを充電しようと思いフロントに行くが、まだ無人。結局女性スタッフが来る午前7時まで待つ事に。日差しが出てきたので昨日洗って外に干していた靴を日向に移動する。

ポーチでブログをアップした後、KLの宿泊先としてWEBで探したOasis GusthouseにSkypeTELする。部屋が取れた後、速攻でバスターミナルに行きKL行きバスの予約をする。表示されていた午前8時出発VIPのバスRM28が、何故かRM22.5と安くなっている。いずれせよこれで一安心。
朝食はバスターミナルの近くのインド料理屋で取る。Indian Pancake / Plain、Omelet(Cheese + Tomato), それにMilk Teaを頼んだつもりが何故かコンデンスミルク薄め湯になった飲み物、以上でRM5.4であった。コンデンスミルク薄め湯を除き、料理は美味しかった。
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買いそびれていた紅茶BOH Clove & Cardamomを探しながら繁華街をぶらぶらと歩く。だが結局無かった。どの店も同じような紅茶しか置いていない様だ。

雑貨屋Camelliaの方に行くと薬局(Pharmacy)がある。足裏かかとのひび割れがひどくなってきているので、症状を見せて薬をもらう。この薬局で調合している特別軟膏のようでRM5だった。これで直れば良いのだが。
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宿に戻り本でも読もうと思い、宿のBook Exchangeの本棚を覗くと日本語の本が20冊程度ある。松本清張 けものみち (上) (新潮文庫) があったので借りて読むことにする。

暫くすると小腹が空いたので食事を取りに出る。何を食べようかと考えるが、以前に見て美味しそうだなと思ったインド料理屋のClay Pot Rice (Chicken)を食べる事にする。余計だったが一緒にIndian Pancake Plainも頼んでしまう。ミルクティーも入れてRM11.4。しかしClay Pot Riceの味にはがっかりである。チャーハン系はやはり中華にしておくべきか。
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宿に戻り部屋で本を読むが午後3時位から1時間位寝てしまう。寝ている間に虫に新たに二箇所ほど刺されていたようだ。ベッドに虫はいないように見えるのだが、そうでもない気配だ。

昼のClay Pot Riceがお腹に残っており夕食はスキップした。落花生をつまむ程度。汗もかいていないのでシャワーもスキップし、暫く本を読む。0時程度に就寝。ここに来てからほぼ毎晩だが、複数の犬の吠える声や喧嘩する声が今日も聞こえる。野良犬が多いのか、それとも放し飼いの犬達が夜に闘争するのだろうか。
 

Cameron Highlandsに到着。 [移動]

Cameron Highlandsへの移動はミニバンを使った。最初はバスを使おうと思っていたのだが、Komtarの下に集まっているバス会社の一つに聞いてみると、バスの場合はSungai Nibong出発しかないという。Sungai NibongはBayan Lepasの方で大分とここGeorgetownからは離れている。代わりはミニバンがあると言い、値段もあまり変わらないらしい。RM35. 一番早い出発時間は6AM. ホテルにもピックアップしに来てくれるらしい。結局これにした。バス会社の女性が電話しているのを聞くと何とBanana New Guesthouseのミニバンであった。
出発の前夜、また眠れない。10時程度に寝て2時間位は眠れたと思うが、一旦目が覚めるともう眠る事が出来ない。諦めて荷物の最後のパッケージをして部屋を出て、玄関奥のホールでインターネットをすることにした。数日前から部屋の方で使える無線LANが故障して使えなくなってしまっている。そのため、インターネットが使いたい時にはこうして玄関奥ホールにPCを持ってこねばならないが、この不便とも今日でお別れである。
ミニバンは定刻の午前6時を少し過ぎたくらいに現れた。このホテルからは自分の他にドイツ系と思われるご夫婦が一緒だった。車内にはすでにもう一人の白人の若者が乗っている。ホテルを後にするとBanana New Guesthouseに寄った。そこからは英語系白人カップル、ドイツ系白人女性が同乗した。結局これが最後のピックアップとなり、同乗者はドライバーを除くと自分を含めて7名であった。自分を除き全員バックパッカーだ。
まだ暗いGeorgetownをミニバンが快調に走り出す。一番後ろに座ったが路面からの突き上げが結構大きい。そう思いながらも、ペナンブリッジを渡り終えるくらいにはもう眠りについてしまった。
次に目を覚ましたのはCemeron Highlandsを目の前にした小休止の時であった。途中、道路のでこぼこで頭を窓に何回かぶつけたが、覚えているのはそれくらいだ。すっかり熟睡した模様である。目を覚ました時には隣に座っていた英語系白人女性が微笑んでいた。まー良く寝たねぇー、というところであろう。午前9時少し過ぎであった。
外に出ると空気が誠に冷涼である。「Much cooler!!」と言うと白人若者も「Yeah!!」と言う。この青年もPenangの暑さから避難してきた口かもしれない。
ドライバーに聞くと、小休止した場所からCameron Highlandsの目的地であるTanah Rataまでは約30分程度とのことであった。その後はくねくね道が続く。周りはすっかり山間地帯の風景である。山間の土地や斜面を利用した耕作地も多い。車も山間での農業関係なのか四輪駆動が目立って多くなっている。
後で地図を見て分かったが最初に通り過ぎた町はBrinchangという町であるらしい。この辺ではTanah Rataに次ぐ町であるらしい。 Penangが大きな街であるためか、車窓から見えるこれらの町の風景は、どこか途上国の山岳地方の町というイメージを受ける。
Tanah Rataに着くとミニバンはホテルを何軒か回り始める。最初のホテルで同乗した人達が降りていく。荷物を持たないのでどうしたのかと見ると、どうも部屋の交渉をしているらしい。後で分かるがホテルを前もって予約していたのは自分一人であったらしい。この最初のホテルでは誰も部屋を取らなかった。聞くと料金がかなり高いらしい。
二番目のホテルはFather's Lodgeというホテル(ゲストハウス)である。実は自分もここに泊まりたかったが、数日前に電話を掛けた時点ですでに満杯で、当面空き部屋は無しと言われたところである。やはり満杯らしいがたまたまダブルのRM50の部屋が空いたらしく、英語系カップルがここに泊まることとなった。「RM50でも二人だから一人当たりRM25で泊まれるわ」とうれしそうに言っていた。
最後に止まったホテルが自分が予約しているKang Traveller's Lodge (Daniel's Lodge)である。正直、Father's Lodgeに比べるとかなり見劣りがする。ドライバーが「Father's Lodge is much nicer.」と言っていたが、その通りなのであろう。これを書いている時点ではすでに二泊しているが、ロケーション、設備の状態、清掃の状態、等々の点で、Father's Lodgeの内部は見たことがないので何とも言えないが、ペナンで宿泊していたSD Guesthouseに比べるとかなり見劣りする。料金は自分が入っているダブルベッドでRM25である。(今度の週末はホリデー料金でRM35取られるが)SD Guesthouseがあの良いコンディションで、シングルRM16であったのは驚きだ。
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Daniel's Lodgeの外観。通りの奥まったところにある。少し手前に清掃業者の車が数台止まっており、ゴミの嫌な臭いを時々嗅がなければならない。
 
 
 
 
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 玄関。
 
 
 
 
 
 
 
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オープンなポーチ。しかしソファには一杯穴が開いている。
 
 
 
 
 
 
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ポーチを横から見たところ。
 
 
 
 
 
 
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私の部屋のある面。
 
 
 
 
 
 
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ダブルベッドでRM25. しかし電源が無い。
ホテル全体もそうだが、何となくカビ臭いような感じが。
 
 
 
 
 
 
 
 
こちらはFather's Lodge。
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写真では分からないが丘の上に位置しており、見た目もドライバーが言ったように「Much nicer」である。
 
 
 
 
 
 
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ロビーを見ても清潔に保たれているのが分かる。この奥には素敵な庭があって日光浴とかも出来る。
 
 
 
 
 
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こちらは事務所棟。
 
 
 
 
 
 
 
 
実は滞在二日目の昨日、部屋がもし空いていればと思って訪れるが10日先まで満杯とのこと。残念。
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良く見かける四輪駆動車の一例。
 
 
 
 
 
 
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車種は何とLand Roverであった。
 
 
 
 
 
 
 
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 Tanah Rataの街の風景。
 
 
 
 
 
 
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上の写真はこの建物(Convent)が建っている丘の上から撮った。
 
 
 
 
 
 
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Tanah Rataの繁華街。
 
 
 
 
 
 
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繁華街の歩道沿いに店が一杯ある。
 
 
 
 
 
 
 
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何とStarbucksもある。普通のコーヒー(Tall)の値段を聞いてみると税込でRM8近くでGeorgetownのKomtarにある店とほぼ同じだ。
それにしても他の諸物価と比べて高いが、やはり客はバックパッカーが多いようである。
 
 
 
 
チェックイン当日は散歩を兼ねて街を歩き始めるが、結構な長い散歩となり、またその夜には激しい頭痛に悩まされる事になる。その話はまた次回に。
今日は6月6日(土曜日)。午前9時。恐らくこの山間地方の常と思うが雲が多い朝である。でも青い空も見え始めたので雨は降らぬであろう。地元の方らしい泊り客の人達がすでにオープンロビーに出てきている。観光でこれから出かけるのであろう。
体調も今朝はまずまずのようだし頭痛もほぼ無くなったので、自分も今日は本格的な観光を開始したい。

離島、高原に移動 [移動]

予定では3ヶ月の間ここペナン島に滞在するつもりであったが、離島することとした。高原地帯であるCameron Highlandsに移動ししばし滞在するつもりだ。
良く眠れない状態が続いており、さすがに体調もいまひとつの感じがする。不眠が暑さのせいだけかは不明だが、まずはここよりは涼しいであろう高原のCameron Highlandsに移動してみることにした。
そういう訳でブログのタイトル通りではなくなったが、これからはCameron Highlandsの様子をブログに記していきたいと考えている。
Goodbye, and so long Penang.

いざPenang島に [移動]

まずはChangi AirportからJohor Bahruへ

Changi Airport MRTの始発は午前5時少し過ぎなのだが、午前4時程度には起きてしまう。2,000円ほど払って有料のラウンジで横になる事は出来るのだが、移動のバスでも眠れるのでもったいない。でも、やはりかなり疲れてしまった。

午前5時少し過ぎにMRTのプラットフォームに降りると始発を待つ人がすで多く見られた。5時20分位の始発でバスを拾う予定の駅に向かう。前回は Melakaに最初に入るのにLavendar Station(ラベンダー駅)で降りてMelaka(マラッカ)に直接向かう高速バスを使ったが、今回は出来るだけ安く移動するために、SingaporeからMalaysiaに入ってすぐの街Johor Bahru(ジョホーバル)に一旦入り、そこで長距離バスを拾う事にした。WEBで調べるとJohor Bahruからの長距離バスが安そうだったため。(このBlogの情報の信憑性はありませんのであしからず…)

Singapore からJohor Bahruに向けては路線バスも出ているようで、Bugis Station(ブギス駅)を降りてすぐのQueen Street Bus Station(クイーンズ通りバス停)というところからバスが出ているようだ。バス代はS$1.20程度との事。ところがこのバス停に着いてみると今まさに出発しようというバスがあり、路線バスでは無いがS$2.40とのこと。Expressとあるので直接行くのだろう、値段もさほど高くないし、路線バスだと大きな荷物がしんどそうと思い、このバスに乗る事にした。出発してから途中のバス停を眺めてみると路線バスに乗ろうとしている人を多く見かけたので、確かにこのバスの方が空いていて良いのだろう。特に急ぐ必要も無かったがこれで正解と思う。

Singapore出国、Malaysia入国の際には荷物を持って一旦バスを降り出国および入国手続きを行い、また同じバスに乗る。もし同じバスに乗り遅れた場合でも同じ会社のバスであればチケットを見せてまた乗れる、とはWEBで調べて分かっていた。Malaysia入国の際にはすでにバスが出てしまった後であり、20分程度待って次のバスに乗る事が出来た。自分のように事前調査で再乗車可能という知識があれば良いが、その知識無しでこのような状況に陥ったら結構焦るであろう。

ところで、今回はかなりの大型バック(Travel Pro)を持ってきたが上の取っ手が切れそうになっていた。そんな状態でこのバスでの国境通過の際に手荒に扱っていたらばしっと切れてしまった。残念。

次はJohor BahruからButterworthへ

Johor Bahruのバスターミナルにはイミグレーションから5分ほどで着いた。そう言えば、今回はSingaporeのWoodland(ウッドランド)からJohor Bahruへの入国ルートを取ったが、国境の橋の上を人々が歩いて入出国する姿には感心してしまった。路線バスがあるくらいだから通勤などで毎日行き来をしている人が多いのであろう。前回のSingapore - Melaka行きの高速バスはTuas SingaporeからMalaysiaに入っていく方で、こっちは、たまたまかもしれないが、このWoodlandほどの賑やかさは無かった。別に国境に賑やかさは必要ないであろうが… 

Johor BahruのバスターミナルでButterworth(バタワース)行き(Penangの対岸の町でフェリーで渡れる)を探したが、WEBから見つけていた値段がすでに値上げされていると説明される。どうも本当らしい。結局65RMとなった。バスターミナルは呼込みの人たちがかなり賑やかで行き先の名前を連呼しながら盛んに売り込みをしてくる。下手に調べていかないで、ここでやり取りしてバスを探すのも面白いかもしれない。

ところで、バスチケットを買うときにSingapore $しか持っていなかったが、これは失敗だった。バスチケットの窓口のおばさんに「両替屋は9時過ぎないと開かないよ。ここで両替する場合は両替手間賃をもらうわ」とされ、65RMだから本来であればS$30でお釣りが来るはずだが、なんとS$40寄こせと言う。S$35まで下げてもらったが弱みに付け込まれた感じだ。そして、この後にターミナルを歩き回ったらなんと両替屋さんがあいているではないか… 結局すでに支払いもしてしまったし泣き寝入りしてしまった。たいした額ではないが節約旅行だし、悲しくなってしまった。

バスの出発まで少し時間が出来たので朝食を取る。出来るだけ安いのと思いNasi Goreng(ナシゴレン)を食べるが3.5RMの割にはいまいち盛りが少なかった。Penangより少し物価が高いのかもしれないなと思う。水を買い込みバスに乗り込む。出発は午前8時半の予定だったが、結局9時頃となる。

バスは一度Johor Bahru市内のターミナルに寄り何人か乗せ、その後は高速道路に乗ったようであるが、睡魔がやっと来て眠りについてしまった。何度か目を覚ましたもののKL手前の小休止までうつらうつら状態が続く。小休止ではコカコーラとマレーシア版あんまん(アンコ的な素材のきめがすごく細かい)、カレー味の鶏肉まんを食べて昼食とした。5.5RM 。

KLに寄るのかどうか案じていたが、やはり寄る事になった。実は前回のMelakaからPenangまでの高速バスでは、KLとIpoh(イポー)の両方に寄って乗客の乗り降りがあり、さらにPenangに渡る手前では高速道の脇で他のバスの乗客と、恐らく乗客の行き先別による乗客シャッフルがされるなど、ものすごく時間が掛かった。Melakaを午前10時半に出てPenangに到着したのが午後9時半程度。今回はどうなるか案じていたが、結局はこのKLでの乗降のみでIpohは素通り。また心配した乗客シャッフルもされなかった。バス会社にも寄るのだろうが、Malaysiaでのこれら高速バスによる移動は時間に急かされている場合などはかなりリスキーなものと見なされるであろうか。

ButterworthからPenangにフェリーで移動

Ipoh位から雨雲が急に出て来て落雷と土砂降りの荒れ模様の天候となってきた。スコールだと思う。車の中から見ている分にはこのスコールも気持ちが良い。しかしButterworthのフェリーターミナルに着いて下車した時も土砂降りが続いており、下車した場所からフェリーターミナルまでそれなりの距離、それも屋根がかかっていないところを歩かねばならず難儀をした。旅の相棒であるTravelProのバックは取っ手がJohor Bahruで壊れ、今度はここフェリーターミナルで片側のローラーのゴムが砂利道で剥がれてしまう事に。

フェリーの料金1.2RMを払い(因みにPenangからButterworthはただ)、視界が怪しいほどの土砂降りスコールを見ながらフェリーを待つが、天候のためかどうか中々到着しなかった。しかし20分ほど待って乗船する事が出来た。出航直後はスコールが窓から吹き込んで来たが途中から大分収まってきた。Georgetownへの到着は午後8時少し過ぎであった。Johor Bahruを午前9時に出ているので大体11時間程度の移動であった。

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 (これは前回訪問時に撮影したフェリーの写真)

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 (これは前回訪問時に撮影したフェリーの写真)

小降りにはなっていたがまだ雨は降り続いており、また相棒TravelProの片足の調子もいまいちなので、宿を探すつもりのChulia Street(チュリアストリート)には路線バス(Rapid Penang)に乗っていく事とした。1RM。20分強ほどでChuliaを通るバスに乗り、やっと懐かしのChuliaに到着となった。

Chuliaでの宿探し

前回の滞在はBanana New Guest Houseというところで、Single 18RM。部屋は二軒隣りのコンビニの二階で狭い部屋に換気扇と扇風機が付いているタコ部屋状の部屋が、古い建物に建て付けられたものだった。(ACは当然無し)しかし寝るだけであれば全く問題は無いし、シャワー・トイレも比較的キレイで、また本館の一階ラウンジが広くて、そこで通りの様子や他のバックパッカーを眺めながら時間を過ごすのは悪くなかった。ただChulia Streetそのものの交通量がそれなりにあるため外の音が結構聞こえ、出来れば今度はもう少し静かなところと考えていた。

Love LaneはChuliaへの横丁であるが比較的静かで、そこには前から目を付けていたホテルがあった。もう午後9時近くと遅くなっていたがSingle 18RMが一つ空いているとのこと。一寸見愛想な悪そうな、しかし本当はそうではなかったおじさんに部屋を見せてもらい即決。Banana New Guest Houseには悪いがこちらの方がかなり良い。静かさ、清潔さ、間取り、等々。(Banana New Guest Houseもきっともっと良い部屋があると思います)

まずはシャワーを浴び同時にTシャツ・パンツも洗う。さっぱりした後に、前回良く使っていたChuliaとLebuh Carnarvonの角の西南茶室にチャーハンを食べに行くが残念ながらすでに店仕舞いの最中。それでも周りのHawker Centre(ホーカーセンター 大衆食堂や屋台食堂の集まりの意味だと思う)の屋台は営業中で、こちらもいつも食べていたWan Tan Mee (Big)を食べる。テーブル利用代替わりのOrange Juceと併せて5RMなり。美味しかった。しかし昼食らしい昼食も取っていなかったので、これも良く利用していたLok Lok (串刺ししゃぶしゃぶ)でレバー2本と干し豆腐(??)らしいもの1本をいただく。2.5RM。

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 (これは前回訪問時に撮影したLok Lokの写真)

宿に戻り、歯を磨き、荷物整理もそこそこにベッドに横になる。枕が薄く感じられ拾って愛用しているユナイテッド枕で眠った。


成田空港からSingaporeへ [移動]

成田空港にはお昼前、午前10時程度に着いてしまう。まずはユナイテッド航空のカウンターに向かうがやはりまだ開いていなかった。案内嬢に聞くとユナイテッドさんはお昼少し過ぎにオープンとの事。まずは朝食をとる事とする。

節約旅行での成田空港の友はコンビニだ。ユナイテッド航空のある第一ターミナルにはローソンが入っている。日清カップヌードルBigとオニギリ一個を買い、コンビニ脇の通路椅子で頂く。

お昼12時少し過ぎくらいにユナイテッドのカウンターに戻る。エコノミークラスの入り口はまだ開いておらず、すでに行列が少し出来ている。行列に並ぶ事数分、チェックインが開始された。ユナイテッドのチェックインはキオスクタイプとなっている。旅行番号が分かっているので比較的簡単に入力が終わる。このキオスクの入力メニューにはシートアップグレードなどの有料サービスオプションがあり、中々賢い仕掛けだ。実は前回のチェックイン時にこれにはめられ、無駄な何千円の出費をしてしまった。チェックイン時には何故か焦った気持ちになり、良く確認せずにこの術中にはまってしまうが、自分と同じような人はこの仕掛けに気をつけられた方が宜しい。

今回の滞在は長期なので大きなバックにしたが、チェックインして手ぶらになったところで、前回と同じようにまたビザラウンジに行く。ここはゴールドカードだと使えるようだ。コーヒーやジュースは飲み放題で、Internetも使える。設置PCもあるし、自分のPCで無線があれば接続キーを教えてもらえる。但しアルコールは有料。フライトは夕方5時半頃で、ゲートオープンが5時少し過ぎなので今回持ってきたPCで時間を潰す。いろいろとやっていたらあっという間に5時近くになりあわててゲートに向かう。搭乗少し前に妻にSMSでメッセージを送る。

機内は比較的混んでいたがたまたま隣の席が空席となる。窓側だったので良かった。前日も高速バスであまり眠れていないが、ここでもやはりなかなか眠れない。最近飲んでいなかったコーヒーを飲みすぎたせいもあるだろうか… 体勢をいろいろと変えてみるが駄目。途中で諦めてウォークマン、Youtubeからダウンロードした藤圭子さんの曲をずっと聞いていた。

 ここで何故、 藤圭子さんか… 沢木耕太郎さんの著作が好きで読んでいるが、最近出版された「旅する力―深夜特急ノート
」を読むと、彼が深夜特急の旅を終えてソビエト(?)から帰国する時に藤圭子さんとばったりと出会う場面がある。何故ことさらに、この場面で藤圭子さんの実名が出てくるのか??と疑問に思い、いろいろとWEBで検索してみると、むかしお二人の関係がいろいろと取りざたされていた事が分かり、それで興味を持った次第。しかし藤圭子さんの歌(CD GOLDEN☆BESTも借りたが)結構良いですね。面影平野など特に好きです。

本題に戻り、機内でもんもんとしている時にふと外を見ると誠に不思議な光景が見えた。地上、または海上に、人家か船の灯す光が点々と見えるのだが、目を上に向けて行くと飛行機の翼の上までもその光が続いている。一瞬、ものすごく高い山の脇を飛行機が飛んでいると思ったが、そんな高い山などあるはずがない。少し考えてみると、これらの空の光は夜空に輝く星である事が理解出来た。とても幻想的な光景だった。フライトマップにによるとセブ島の上空あたり。昔、アメリカのFresno California近郊のKings Canyonというところに夜に訪れた際、月夜に映る絶壁の白い山肌に怖いような美しさを覚えたことがある。この機上からの星空の光景も幻想的な光景で忘れられないものとなった。セブ島の近辺はSouch China Sea(南シナ海)となっており、南シナ海の満点の星空なのであったのだろう。

Singapore Changi Airport(チャンギ空港)には定刻より少し遅れた午前0時少し過ぎに到着した。Changi Airportは何度来ても綺麗で素敵な空港である。いつもの悪い癖だが成田空港と比較してがっかりしてしまう  。入国審査は簡単に終わり、荷物も全く検査されずにターミナルに出る。明日の早朝まではこのターミナルのベンチで過ごすので何か飲み物でもと思いコンビニを覗くがもう閉店していた。

地下鉄(MRT)の入り口近くのベンチに陣取り、横になって何とか眠ろうとするが、なかなか難しい。回りではイビキをかいて寝ている人もいるのだが。それでも、天井からのエアコンの風が寒いのでシャツをかぶり、ユナイテッドで拾ってきた枕を使いながら、少しは眠る事が出来た。

 

旅する力―深夜特急ノート

   GOLDEN☆BEST

 

 

 

 

 

ところで、こんな本もあったとは…

きずな 宇多田ヒカル母娘物語  

 

 

 

 

興味あります…


出発の日 [移動]

療養旅行にまた行かせてもらう事となった。場所は前回と同じマレーシア ペナン島(Penang Malaysia)である。

今回も節約旅行であり、旅券は余っているマイレージのただ旅券、国内の移動は、東京への移動を深夜の高速バス、都内から成田空港への移動も普通乗車券とする。因みに、前回は新宿-船橋をJRで、京成船橋-成田空港を京成というルートであったが、路線情報で調べるとJRの新宿-日暮里、京成日暮里-成田空港が安く、また移動も楽であった。現地での生活は宿代の安いバックパッカー用の宿を使い、食事も出来るだけ安くすませるつもりである。

フライトは4月1日、Singapore(シンガポール)にユナイテッド航空で飛ぶ。成田空港出発が夕方の5時過ぎ、Changi Aiport(チャンギ空港)到着は真夜中の予定。31日も夜を通しての高速バス移動であり少々辛い。

新宿への高速バスは午後11時に出発予定で集合は30分前となっている。自宅を10時少し過ぎに出発する。妻に車で送ってもらった。高速バスの利用者は若者が多いが子供を連れたママさん達や中国・韓国系の外人も目にする。定刻通りに出発。何とか眠ろうとするがやはり眠れない。ウォークマンを聞きながらもんも んとする。途中、二箇所程度の休憩で新宿には午前5時少し過ぎに到着した。以前に同じような高速バスを使った時は新宿駅から少し離れたセンタービルで下車 したと思うが今回はハルク前の新宿駅にて下車となる。楽である。

すぐに成田空港に向かっても良いが、流石に早すぎるのでハルクの近くのマックでコーヒーを飲む。新宿はやはり若者が多い。

 


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