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外に出れば何かがある [滞在中のハプニング]

2016年4月2日の土曜日、もう午後3時になろうとしている自宅の居間。息子は今朝も早くからバイト。炬燵では妻と娘が二人それぞれスマホを使って何か見ている。娘の美容院の調査と予約入れのようだが。 

 

今日のライド、本当は山ライドの幕開きに定番の樽水ダム-菅生MX坂-村田-岩沼-空港-名取・広瀬・名取川土手道ルートにしたかったが生憎と朝からシトシト小雨。なので近場の図書館用足し兼ライドにした。

息子がバイトに出て娘が寝ている間に妻と朝食取りながら「あさが来た」の最終回の録画の、
朝ドラらしからぬ感動的なラストシーンに緩んだ涙腺を妻に見られぬようにしながら見終えてから、ライドウェアに着替えまずは物置から灯油出して1.5缶ほどを外のホットマンの灯油タンクに投入しライド出発したのはもう10時頃になっていた。

シトシト雨模様だったので雨合羽を来て、さらには先日来常備している後輪用ドロヨケをTrek Madon 2012年ものに装着してから出発したが意外と結構な雨量で寒さもそれなり、ゆりが丘の上まで一旦登り、そして下って下の教会(結婚式用です、本物の教会ではないと思う)の信号待ちで止まった時には吐く息の白さを見ながら「もう山ライドは完全に駄目じゃん」と簡単に諦めた。

でも、熊野堂の名取川頭首工に着いた頃には路面も乾いていてシトシト雨は上の山方面だけだったんだと気がついたが、いずれ今日は図書館への用足しライドと決めていたので、そのまま右岸沿いの土手道をいつものように閖上に向かっていると途中の袋原辺りで後輪に異常を感じ始めた、1年位も経験していなかったパンクの感じ。

↓一旦土手道を少し降りた駐車場脇でパンク修理をした
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↓見るとこのガラス片だった
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↓もう限界だろうなと思っていたけど、やっぱりそうでした
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…と言う事でパンクにはなったものの使用開始後1年と3ヶ月余りの期間、そしてローテーションを1回程度しかしていない5,000Km強の総走行距離でパンクは一度も無し、そしてダートも砂利道も林道も多少の岩角も殆どタイヤへのダメージの心配無しにガンガンと走れた事に絶大な感謝こそすれ怒りなどは全くないピースフルなチューブ交換を終えてまた走り始めたのです。 

(そして、今、このブログの作成途中で楽天ネットショップの「あきばお~」なる到底自転車は無縁と思われるネットショップで全く同じ【パナレーサー(Panaracer)】GRAVEL KING(グラベルキング) ロードタイヤ 黒/黒 700×26C F726-GK-Bをポチ購入、2本で送料込みで7,000円程度、最近使い始めて結構すぐに溜まった楽天ビザカードのポイントも使い支払い額は4,610円と、かなりお安く買えました)

閖上大橋を井戸浜側に渡り海側を見ると、工事中の貞山堀脇の河口内側角地を結構な重機で工事しているので「何やってんだろう?」と思い道路横断して近くまで行くと、進入禁止表示はないが工事中・駐車禁止・カメラ監視中の仰々しい張り紙が遊歩道入口に貼ってあり、どうしようかなと躊躇しているとその遊歩道の彼方からローディーらしい方々が近づいてきた。3人組の方々だったが通り過ぎしなに「この先、もう通れるんすか?」と聞くとやはりまだ開通はしていないとの事。

その方々に付いていく格好で自分もUターンし、今度は名取川左岸の土手道に戻るが、中々その3人の方々がスピードを上げない。貧脚なので追い越していくのもどうかなと、ここでも躊躇したが意を決して「すんません…」とお声掛けして抜かせてもらった。抜いた限りはまた抜かれるのは嫌なので、下ハン握って心拍数が170を越える程度の一生懸命ペースで千代大橋袂まで来て、橋下通過するのに河原道に降りる時にやっと後ろを見ると誰もいませんでしたとさ。多分「何だ、このおっさんは?」と思いながらもそのままゆっくりペースで走られていたか、あるいはどこか違うルートに行かれたのだと思うけど。

話は変わり、自宅の1階の皆んなが使うトイレに最近ここ数か月前から本を置き始めたが井伏鱒二「山椒魚」など置いていたが自分で読んでしまったので、つまり便座に腰掛けながらのつまみ読みだけど、今度は英語の本を置いてみた。本とは言っても英語勉強用本でそのうちのNorman Lewis "Word Power Made Easy" の中のエッセイ風の文章が意外と面白い:

(引用)
ORIGINS AND RELATED WORDS
1.about keeping one's mouth shut
If you let your mind play over some of the taciturn people you know, you will realize that their abnormal disinclination to conversation makes them seem morose, sullen, and unfriendly. Cal Coolidge’s taciturnity was world-famous, and no one, I am sure, ever conceived of him as cheerful, overfriendly, or particularly sociable. There are doubtless many possible causes of such verbal rejection of the world: perhaps lack of …………

taciturnity は無口,寡黙(かもく)という意味。今まで一度も聞いたことのない単語だ、moroseもsullenもそう。実は英語の本を置いたのは(トイレにだけど)子供達に少しは刺激になればと思ったからだが、いやはや、結構自分がはまっている。それに、この本の中のエッセイは面白いので声を出して読んでみたりする。トイレで、便器に腰掛けて、分からない単語の含まれている英文を声出して朗読するのは結構変だよな。

↓ さて、左岸を千代大橋下、広瀬橋下と潜って今度は広瀬川左岸を上流に向かって行くと当然宮沢橋下の白鳥が気になる、そしていました、あの二羽の白鳥が
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恐らく、ほぼ間違いなくツガイの白鳥であり、あぁ~ツガイとは良いものだなぁ~と今朝の「あさが来た」の最後のシーンを思い出しながら、俺の女房も俺には過ぎた女だよなぁ~、などと気障な言い方したら可笑しいよな、などと思いながらこれら白鳥を写真に収めようと思って右手をメッセンジャーバックのファスナーに伸ばそうとしたその瞬間、何とその右上腕部にハトさんが止まってきた。手乗りハトだぁ~、とびっくりポンで5秒程度かハトさんと見つめ合ってしまいました。

今日のライドのメインは用足しライドであり上オレンジ色のカッパと下ピチピチビブとサイクルシューズにシューズカバーを掛けた宇宙人みたいな足の格好で入った太白図書館からは次を借り出し:
1 ロゼアンナ 角川文庫 マイ・シューヴァル/[著] 角川書店
2 蒸発した男 角川文庫 マイ・シューヴァル/[著] 角川書店
3 猟犬 ヨルン・リーエル・ホルスト/著 早川書房

マイ・シューヴァルは「笑う警官」で一気にファンになり、今度はマルティン・ベック警部シリーズの最初から読もうと思って予約借り出しした次第。ヨルン・リーエン・ホルスト「猟犬」は本棚探索紀行での発見。

太白図書館からはそのまま那智が丘自宅に戻ろうと、車道の向かい側に渡ろうと長町駅の新築で移転した「いろはや」さん前の横断歩道を渡っていると、車道上に何やら財布らしきものが落ちている。あれま?と思い拾い上げると何と携帯電話だ。

交番に届けねばと思うがどこにあるかとっさに分からない。それでは太白図書館にお願いしようかと思い横断歩道を戻るが、図書館でも困るよな、と考えなおして隣の電気屋さんに入って近場の交番を聞い見てると南署が近場の警察とのこと。

そうだよな、と納得してカバンに拾得物を入れるのも気が引けるので左手にその携帯を持ちながらライドして南署に到着、本日は休みなりで玄関脇の受付のみが開いている静かな南署受付に拾得物をお渡し、簡単な事情聴取を受けて調書作成を待って、その調書に自署記入するまで20分程度を費やして退庁させてもらった。

↓善行の証
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自分の推理となるが、この電話機の持ち主は若い女性か、あるいは女性的な若い男性で、且つ車を運転出来る年齢の人であり、何かの用事で旧国道4号を南下して来たか、あるいは286号線から旧国道に右折合流したかしたのではないかと思うのだ。

その推理の根拠は、発見場所が車道上であり歩行者あるいは自転車から落としたとは考え難い事がある。恐らく車に乗る直前までスマホの画面を歩きスマホ等で見ていて、車のドアを開けるためスマホを車のルーフに乗せ、それを忘れて走り始めてしまい、そのために車道上に落ちたのが原因だろうと考える。車道の歩道寄りに落ちていたので旧286号線を秋保方面より東進して来て交差点の右折時に遠心力によりルーフ上を助手席側に滑り発見場所に落下した可能性が高いのではないかと思う。

自宅に居ると予測可能な出来事だけ(普通は)、外に出ると何かが起こる。雨は降っていたので雨中ライドとなったが健康に良いライドと、精神的な刺激の出来事に、自分は満足している、そんな土曜日の、もう夕方です。

以上、
 

 

 


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