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マイナス表示 [滞在生活]

今朝6時頃の名取市JA学園宮城前道路脇の温度表示はマイナス2度だった。昨晩から「恐らく朝には…」と思っていたが少しほっとした。心の奥底に地球全体の温暖化、即ち人の営みによる地球環境の破壊と変化に対する恐れが常にあるのだろう。そういう意味での季節が確認出来たことに対する安心である。

この前図書館で借りてきた次の本はすでに一昨晩に読了した:「昭 田中角栄と生きた女」 佐藤 あつ子/著 講談社

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田中角栄が首相となったのが1972年、自分が10歳の小学4年だったようだ。流石に池田勇人は覚えていないが(2歳だから当たり前だ)、佐藤栄作は良く覚えている。テレビのニュースやら国会中継?で目にしていたからだろう。

その後に首相となった田中角栄に対しては、当然政治の云々はその当時は分かるわけなど無いが、バイタリティー溢れる面白そうな親父さんだなという印象を持ったことは良く良く覚えている。「ヨッシャ、ヨッシャ」などの言い様も良く覚えているがコント番組から感化が大きいと思う。

今ネットで見ると田中の後に三木、福田、大平、鈴木善幸と続くが、三木・福田はあまり記憶にない。大平はやはり「あ~、う~」で強い記憶がある。

いずれ、田中に対して少々の興味もあるものだから、ネットのG2、講談社のノンフィクション系の紹介サイトでこの本を目にして読んでみたという次第。

昭(あき)は著者の母親である佐藤昭子の本名だが別名「越山会の女王」で有名な人物だ。そして著者は法的に認知されていないが田中角栄と佐藤昭子の実子である。

田中角栄は自分にとって、高度成長期の勢いと情、あるいは数々のドラマチックな出来事のアイコン的な人物であろう。この本はそのタイトル通り著者の母親である佐藤昭子を中心に据えたものだが、田中角栄と言う稀有な人物の人間としての姿を、ドロドロとした中にも、時に幸せを、あるいはコミカルに見せてくれたと思う。

以上、
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