’89年の単身アメリカ旅行 - From Tronto to south, going back to America, and in New York Downtown [’89年の単身アメリカ旅行]
また1989年に戻ろう。今日は2013年3月9日の土曜日。自分は今年51歳の誕生日を8月に迎えるが、1989年の単身アメリカ旅行の時は27歳になって数ヶ月後のことだ。
前回のお話はここまで：
「’89年の単身アメリカ旅行 - Niagara Falls / Tronto」
Trontoからは空路でアメリカに戻った。
実はこの際の単身旅行では写真を1枚も撮っていない。何となくだが、見たもの全てを自分のまぶたに、心に焼きつければ良いや、写真なんていらねぇー、と考えていたのだ。旅の記録もパスポート以外は全くないので、旅程も、タイミングも、何をしたかも、すべてがすべて記憶が頼りだ。
Tronto以降も同様、もちろん完全に記憶などしているわけはなく、要所々々の記憶が残るのみだ。Tronto - New York - Washington DC - New Orleans - Las Vegas - Los Angeles - Hawaii (Maui) - 日本 これがその後の、記憶に残るルート。
さて、TrontoからNew Yorkへの移動で自分はひとつのミスを犯した。どこの何という空港かは忘れたが、New Yorkのどこかの空港に到着する前に、経由地に一旦着陸した際に勘違いしてその空港で降りてしまったのだ。今と比べると英語の理解力もかなり低かったのだと思う。
そのことに気がついたのは確か空港から外に出た時だったと思う。そのあと、自分は一体どうしたのだろうか？覚えているのはバスでの移動を画策したこと、その途中、どこかの建物の外に出た時に黒人の人に物乞いをされたこと、程度だ。町の名前すらも全く覚えていない。
その後の記憶はバスに乗ってNew Yorkに移動している自分。右側の車窓の流れる風景をぼんやりと眺めている。雪は無かったな。何となくどんよりとした天気のもと、木々の間に見える家が今思い出すとNew England風だったような…
そして、New York。
特にさしたる感慨もなくNew Yorkのダウンタウン、おそらくManhattanのどこかの繁華街のGrayhound Bus Stationに到着した自分は、North Faceの旅行カバンを肩にぶらさげて、なかばボォーッとした感じでその繁華街を南に向かって歩きはじめたと思う。そのあとすぐ、自分はいきなりNew York Downtownの洗礼を受けた。
この続きは、また。
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この89年の単身旅行の後、再就職に再就職を経た会社の仕事でNew Yorkに行った際に撮影した写真があったはずだと、このPC、そして別のPCのフォルダーの隅々を探したが見つからず、二階の部屋に行ってアルバムを漁ったら見つかった。結局デジカメ写真ではなく銀塩写真だった訳だ。2001年か2002年の話だ。銀塩写真でもデジタルで見たいものが山ほどある。一体どうしたものか？と思うが、スキャンしてデジタル化する手間を考えるとやはりどうしようもない。でも、やっぱり…
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