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宿の移動。 [宿]

6月11日(木曜日)
目覚ましは8時半にセットしたが、その前に目が覚めたようだ。昨晩から決めていたが、新しい宿を探すために外に出る。

Jalan SultanにRM120のSwiss Innを見かけていて、結構良いかなと思っていた。RM120とはかなりの出費になるが、致し方ないであろう。しかし、その近くに行くとBackpacker's Travellers Innというゲストハウスがある。見るだけ見ようと思い、まずは中に入ってみる。Oasis Guesthouseではスタッフのあまりのひどさに辟易していたが、ここの受付は女性で応対もビジネスライクで良い。エアコン付きの部屋、または換気扇のみの部屋が空いていて、どちらも見せてもらうが、RM40のエアコン付き、ダブルの部屋にする。インターネットはPC所有の無線LAN利用でも、RM5/一日の使用料金が取られる。都合RM45/一日である。SD GuesthouseのRM16、Daniel's LodgeのRM25、Oasis GuesthouseのRM20に比べれば高いが、普通のホテルに比べれればそれでもはるかに安い。

部屋の床はコンクリートむき出しで綺麗な印象ではないが、広いし、鏡台代わりの机と椅子も置いてある。ここに決め、早速Oasis Guesthouseに戻りチェックアウトすることにする。

荷物をまとめてフロントに行くと、マネージャー氏がソファに横になっている。鍵を渡そうとしても立ち上がる気配もない。昨日チェックインする時にうかつにも二日分のRM40を渡していたので、RM20を戻すように言うと、今はキャッシュがないという。お昼の12時から2時までの間にまた来いとのこと。ごにょごにょとはっきりしない英語で、ソファに横たわったまま面倒くさそうに話す。もうこれはRM20を最悪諦めるしかないかと思いながら、とにかくOasis Guesthouseを後にする。

手入れは良く行き届いていない、スタッフもどうも真面目とは見えない、インターネットも繋がったり、だめだったり、夜中に大きな叫び声がしたり、通路がやたらと暗かったり、安いだけあって大変な宿だなという感じである。(あくまでも個人の印象なのでご容赦のほど) 正直、玄関を出た時にはほっとした。新しい宿、Backpacker's Travellers Innも値段差を大きく越える綺麗さはないが、それでもスタッフや掃除の具合など、宿としての機能はきっちりしている気がする。まだ見た目だけだが。

新しい宿に腰を落ち着け、シャワー・洗濯をする。ここもシャワーはあまり良くない感じだが、もう贅沢は言えないであろう。ほっとして時間を見ると12時少し前。外出を兼ねてRM20の受領のためにOasis Guesthouseに赴く。そうするとフロントに数人のバックパッカー達がたむろしている。聞くと、マネージャー氏が4階のPCのメンテナンスとやらで行っていて、彼が帰ってくるのを皆それぞれが待っているらしい。他のマレー系スタッフもいたが、彼は床に座ってタバコをふかしたりビールを飲んだりしているだけで、どうも役には立たないようだ。客の連中はスタッフの対応の悪さにもう慣れているようで、笑いながらそれを冗談にしている。

彼らと話をしながら待つが、なかなかマネージャー氏が戻ってこない。そのうち、客同士、イギリス人らしい白人女性と、英語圏ではないと思われる、見た目は中東系のがっしりとした男性が口論を始めた。どうも、男性が白人女性の昨晩の騒がしさに丁寧な口調でクレームを付けたようだ。そうすると白人女性が大変な剣幕で、汚い言葉を使って男性に反論し始めた。そのうち、男性も堪忍袋の尾が切れたようすで、もう一度その口の利き方をしたら叩きのめすと言い始めた。こんなところでトラブルに巻き込まれては詰まらないと思い、彼らの口論に水を指すように大きな声で、役に立たないスタッフにまた戻ると声を掛けて外に出た。いやはや、本当に大変なところである。チェックアウトして本当に良かったと感じる。

モノレールに乗ってBukit Bintangというところに行く。BOHの紅茶 Clove & CardamomをCameron Highlandsで買いそびれていたが、KLの街で気を付けて見ているがなかなか見つからない。そのためBOHのKLの電話番号を調べて今朝SkypeTELして聞いてみた。営業の人に電話を回され、地元の何だか良く分からない英語の発音を何とか理解して、Lot10というショッピングモールのIsetanに売っていると聞き出した。そのLot10がBukit Bintangにあるのだ。

そのIsetanに入ってみると前に何回か来た記憶が蘇った。多分随分前のはずであるが、あまり変わっていない気がする。紅茶コーナーで見ると確かにお目当てのClove & Cardamomが売っていた。値段は他の紅茶のいくつかと同じでCameron HighlandsのBOH Tea Shopと同じ値段であった。RM14.5.二缶購入する。

朝食を取っていないのでお腹が空くが、マックが目の前に見える。またまたBig MacのValue Mealを食べてしまう。体が、牛肉、チーズ、生野菜を求めているのであろうか。いずれ、美味しいのだから仕方ない。

帰り道、またOasis Guesthouseに寄る。今度はマネージャー氏が他のマレー人と思われるスタッフと、ソファに横になって穏やかに雑談をしていた。さあどうなるか、と思ったが、あっさりRM20を返してくれる。すぐに、さようなら、である。

宿の部屋に戻りベッドに横になるが、良く見ると先客のものと思われる髪の毛が付着しているようだ。掃除のおばさんに言ってすぐに代わりを持ってきてもらう。この程度は致し方ないであろう。ついでにエアコンが入った時に備えてブランケットも持ってきてもらう。

お昼過ぎだったので、Wireless LANのWEP Keyを更新しなければならない。事務所に赴き、RM5の支払いと引き換えに新しいWEP Keyをもらう。接続は普通に気持ち良く出来た。

まだ部屋はエアコンが入っていない時間帯だが、扇風機の弱風だけでも十分に心地良い。心地良くブログの更新分アップの作業をする。エアコンの入る時間帯は午後5時から翌日の午前9時となっている。楽しみである。

エアコンは午後5時に予定通り入ったようだ。心地良い空気が流れて肌がさらさらとしてくるのが判る。お金で買った文明の利器による快適さだが、文句なしに心地良い。

夜、午後8時位に夕食を取りに外に出る。今晩の夕食は昨晩見て気になっていた中華料理屋だ。宿を出て通りを左に何軒か行くとすぐである。外で豪快に中華なべを使って料理している。メニューを見ていろいろと考えるが、値段もあるので、Pork Rib Noodleという料理にする。これだけでは足りないと思いFried Riceも頼もうとすると店のおじさんがToo muchだと言う。代わりに白飯小椀を頼む。アイス中国茶を入れて全部でRM10だった。Pork Rib Noodleは豚肉が美味しかった。味全体もずば抜けたという訳ではないが十分に美味しい。
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食事の後、これも昨晩見て気になっていたDurian Icecreamを食べる。ホテルの隣位にある中国版ジャーキーのお店である。RM2.0. Durianは昔20数年前にやはりMalaysiaで本物を少し食べた事があるが、このアイスの味でそれを十分に思い出した。内容量上は4%のみであるようだが十分である。これでDurianも制覇としたい???
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宿に戻り足だけ洗って患部に軟膏を塗る。嗚呼、それにしてもエアコンが強すぎず弱すぎず、心地良い。

 

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