天津甘栗の夕食 [食事]
昨晩、5月10日(日曜日)、の夜は、ビルマ通り(Jalan Burmah)にあるNew World Parkというところに行ってきた。WEBでペナンのイベントを調べていたら、この場所でフランスのジャズ系バンドの無料コンサートがあるらしい。
このNew World Parkというところは、比較的新しい、高屋根のオープンエアーのフードコートのような場所で、バスでこの脇を通るたびに気になっていた。入り口にはスターバックスなども入っていてモダーンな感じだ。今回、中に初めて入ってみると、レストラン等の店舗の他に、屋台的な小店舗があつまった言わばホーカーセンターフードコートになっていた。小奇麗で清潔なところであるがやはり値段帯は若干高めのようだ。
こちらが無料コンサートのもよう。
最初にローカルのアーティストによる演奏。
その後に、このフランス人グループの演奏があった。
Beltunerという名前のバンドであるらしく、アコーディオンを中心としたジプシー系音楽であるらしい。
帰り道、ペナン通り(Jalan Penang)を渡りながら、前から気になっていた天津甘栗の屋台につい目を向けたところ、屋台のおやじさんにすぐに呼込まれ、すかさず一個をサンプルとして試食させられた。
美味しいので買うことにするが、RM1.0程度で良いかなと考えていると、それを見越したように「それでは量がすくないのでRM5.0を買え」と進められる。袋に入れてもらうと結構な量である。もういっそこれを夕食にしようと結局RM5.0で買うことにした。しかし後でよくよく考えればRM5.0あればそれなりの料理を屋台では食べられるのだ。オヤツ的な天津甘栗にRM5.0も費やしてしまったことを反省するが、食べて美味しいのでまずはこれで良しとしようと思う。
昨晩の夜中、連発する爆発音で寝ぼけながら目が少し覚めた。パン、パン、パン、パン、パン、パン、パン、パン… いつ終わるともしれない爆発音である。寝ぼけながら、周りが騒いでいないので騒乱や事件でもないだろうしと思いながらまたいつの間にか寝てしまった。明け方、ジョギングに行く時にフロントのおじさんに聞いてみると、「Chinese templeのWesakの爆竹である」とのこと。さて、Wesakとは何かと思い簡単に調べてみると(こちら)、ブッタ生誕のお祝いの日であり、日本では花祭とも呼ばれているようだ。このホテルのおじさんの話が本当かどうか少し疑問も残るが、いずれ爆竹の音であったのは確かなようで、これで一夜越しの謎が解けた。
ここ最近はとにかく雨が多く、いつ晴れるのかとつい思ってしまう。自分のこのような天気へ感覚は、今日明日の天気がどうなるか、あるいは午前午後の天気はどうなるか、という時間軸で考えがちだが、この地域のこの季節は、恐らくこのような考え方はナンセンスなのだと感じてきた。あまりにも変わりやすく、こんな時間軸で予想するのは極端に困難だと思うのだ。空を見上げ雲の流れを見れば何となく分かるが、それでも、しばらくは晴れるかなと思っても、急に雨が、それもものすごい大雨が降り出したりする。まさしく高温多湿地帯の水分を豊潤に含んだ大気である。もはや、いつから晴れ間になるかなどとは考えずに、その時、その時の天気に合わせて行動するしかないと思っている。
夏風邪のあと、体調はまた通常に戻りジョギングも再開した。今朝も雨が無く走ることが出来た。
こちらは今朝の日の出の写真。雲の邪魔なく太陽が望めた。
こちらは昨日見かけた猫二匹。
アコーディオンの音楽、結構良い感じだな。
もっと聞いてみたいと思ったよ。
by にん (2009-05-12 23:15)