SSブログ

術前夜 [滞在生活]

2018年5月30日の水曜日、午後6時になるところ、在仙台市立病院の入院病室の9階、北東の窓の外の暮れなずむ景色を眺めながら。

ほぼ目の前の遠方に若林区役所(あるいは隣接するウルスラの校舎かな?)が見える。すぐ下には新幹線、在来線、そして宮城野の方からの貨物線の各線路が見えてひっきりなしに電車や新幹線や貨物列車が走っている。昔、とは言っても20年程度前だけど、に住んでいた拝島駅すぐ近くの賃貸マンション高層階からの景色を思い出す。また、広瀬川も川面を少しだけ見ることが出来、対岸の旅立神社の大木も目の前だ。

本当は4人部屋を依頼したのだが、一杯の場合は個室になっても構いませんよ、としていたら昨日の夕方の仕事中に病院から電話があって個室となってしまった。1泊10,800円掛かってしまうが致し方ない。でも、今日一日付き合ってくれてさっき帰宅した妻とも話していたのだが、入院なんて滅多にするもんでもなし、かえって他の人に気を使う必要がない個室で良かったのではないかと思う。恐らく、4泊かそこらで退院出来るであろうし。(希望的にだけど…)

今朝は午前9時15分の受付時間に間に合うように妻と二人で車で病院に到着、手続きの流れに従って病室に移動して、執刀医チームの先生方による問診を含め沢山の説明を受けた。入院中のあれこれ、麻酔の件、明日の手術段取り、点滴の事、等々。途中にはこれから数日食べることになる入院食の昼食も食べ、手術前の最後のシャワーも浴びて、さらには昼寝も少しさせてもらった。

怖くない、とは言えないし不安もあるが、早く手術をしてもらって右肩(鎖骨)の状態を良くしたい(してもらいたい)と思う。ここ数週間、骨折治癒がされていないと分かってから痛み(鈍痛、あるいは仙台弁のイズイ感)が増してきていて、これって気分的な問題かなぁ~とも思っていたが、骨折部を触ると骨の飛び出しも確実に増えているので、この手術のタイミングは微妙に潮時の良いタイミングだったのでは、と思うのだ。

手術は明日の午後1時半から2時間半程度掛かるらしい。妻には12時頃に来てもらって付添いをしてもらう。手術室に移動後に全身麻酔をしてもらい、意識がはっきりと元に戻る頃には自分の病室に寝ている、という事になるらしいが、当人はお医者様や皆様に身を委ねるのみであります。

もうすぐ夕食が来るようです。

夕食はカレーピラフ、肉団子、ブロッコリサラダ、卵スープでした。当然、あっさり味だけどお昼のも、この夕食も美味しかったです。外は少しづつ暗くなってきています。電車の前照灯も付き始めました。真下の道路脇には、昔通ったクシタニさんのお店のところに居酒屋があって、提灯ももう灯っています。さっきからずっと見ているけどまだお客さんは入っていないようです。この病院の人たちも(事務やお医者さんやら看護師さんね)も仕事帰りに行くのかぁ~。おらも行きたいです。

この入院があったので図書館から借りている本も全部持って来ました。妻も日中は手持ち無沙汰で三浦明博氏の「滅びのモノクローム」を読んでいたが、まずまず面白いと言っていました。読むのが楽しみですが、でも自分はまずは熊谷達也氏「虹色にランドスケープ」を読んでからにしましょう。読みかけていた「相剋の森」はさっき面白く読み切ってしまいました。消灯までは読書ですが、ヘッドフォンも持ってきたので心静かに聴ける音楽も楽しもうと思います。

以上、

S_PIC_20180530_105515.jpg



nice!(0)  コメント(1) 

nice! 0

コメント 1

bluerider54

いよいよですね。色々と不安でしょうが、頑張って下さい。眺めの良さそうな病室ですねー
by bluerider54 (2018-05-30 21:09) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Banana Boat術後療養中、なう。 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。