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「土の記」読んでます。 [エンタメ]

2018年4月18日の水曜日、午前10時半、在大宮駅脇東口ルミネ入口のスタバ。静かな場所で高村薫「土の記」下巻を読み始めたが隣におしゃべりする多分親子の女性連れが来てしまい、たまらず本を閉じてウォークマン出して音楽聞きながら、PCをカバンから出してタイプ始め。

今朝は久々の出張で千葉県まで。午後一番の約束なのでそんなに早く出る必要はなかったが家は朝の7時14分のバスで出た。それが何と南仙台駅の手前で太白大橋方面に県道を左折、結局、長町駅からのJR乗車となった。でも新幹線は思ってた時刻のに乗れて、逆に得した感じ。いやはや、単純だ。

先週末も土日はお仕事となってしまった。月曜に仕事に出る時は流石に自分でアホか?と思いながら車運転し始めたけど、仕事始めるといつものウィークデーが普通に始まっていました。しかし、明日の木曜は仕事をするものの、金曜は仙台市立病院の予約が入っているのでお休みにした。その分、明日の木曜は何だかんだと、ばたばたと、かなりの量の仕事をこなさなけれならぬけど、金曜に診察とは言え休めるのは嬉しい。

先週の金曜、鎖骨骨折の治療で紹介状を出してもらった近隣の地域の大きめの病院に。そこで早速に手術の段取と思ったら、結局は市立病院へのまたまたの紹介状となった。最初、お医者様に無理に手術しないで今のままでも…とアドバイス受けたが、齢まだ50も半ば、普通寿命で考えるとあと20年か30年もあるのに、このままでぇ~?重いもの持つのも気を使ってぇ~、この重苦しさ、あるいはちょっとした痛みをずっとぉ~、棺桶までぇ~?と瞬時のうちに考えて、是非手術して治して頂きたいと我儘を言わせてもらい、ならば、と市立病院への紹介状となった次第。紹介状は糊付けされているので中身は分からないが、手術前提での紹介状で有ることを祈っております。腰かどこかの骨を使って隙間が出来た鎖骨をつなぐ骨移植手術?というものになるらしい。妻からは、ここ最近の多忙もあるし、思い切って暫くお仕事を、これを理由に休ませてもらったら、なんでも自分でやるから、みんなに良いように使われているんだよぉ~、と。至極なるほどとも思うので、そうなれば…とも思っている。

高村薫さん… 初めて読んだのが確か「マークスの山」。当時単身赴任して住んでいた大田区長原の近く、自由が丘の中古本屋で買ってあっという間に読んだと思う。その後は著作の殆どをやはり中古本か図書館で借りて読ませてもらった。直近では比較的最近の著作の「四人組がいた。」も図書館で借りて読んだが、この作品は氏の他の著作とは一線を貸すユーモアを狙った作品で少々がっかりしたが、この「土の記」の伏線的な、モチーフという意味での、地場固め?の作品だったのね、と気付いた次第。さて、「土の記」は… 奈良の山間で田舎暮らしを続ける高齢の、しかも本家もまもなく途絶えるという家の婿養子の男やもめの、彼の記憶、あるいは高齢の男の思考回路的な物語に、氏の得意とする若干のサスペンス的な要素が入った作品、という個人的な感想となる。文章、あるいは記述構成のスタイルも趣向を凝らしており、自分はマルケスやリョサを少し彷彿としましたね。

さて、そろそろ移動を開始します。
以上、
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bluerider54

まだまだお若いから治しておいた方が良さそうですね。働き方改革とかいいますが、土日も毎週働いている様子で、休養兼ねた治療もいいですね。

by bluerider54 (2018-04-21 08:25) 

Gecko_sings_at_night

bluerider54-san, 貴ブログでライド情報を楽しく、且つ羨ましく読ませて頂いています。鳴子へ抜けるダートは残念でしたが熊未遭遇で幸いでしたね。今月末にブランニューの市立病院に何泊かのお泊りが確定しました。骨も心もリフレッシュ、と行きたいものですが… 
by Gecko_sings_at_night (2018-04-29 21:41) 

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